ききょうの里(京都府亀岡市) ③通称「光秀寺」「桔梗寺」と呼ばれる「谷性寺」

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 今回は「ききょうの里」の奥にある、清瀧(せいりょう)山「谷性(こくしょう)寺」通称「光秀寺」「桔梗寺」と、このかたわらに広がる花畑を紹介します。

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 まずは順路に従って「招福門」からお邪魔しました。

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 砂利が敷き詰められた小径の先には、笑顔が印象的なふくよかな恵比須さまがいらっしゃいました。
 大きめの石像で、抱えている鯛もまた見事なもの。
 
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 葉の一部が白くなっている植物が集まっていたので見てみたら、ドクダミ科の植物「半夏生」でした。

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 名前の由来は、「半夏生の頃に花をつけるため」や「葉の片側だけが白くなるため」などと言われていますが、ここまで葉が白く染まる植物はなかなか珍しいのではないかと思います。

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 「谷性寺」の参道です。
 詳細の創建年代は不明ですが、平安時代後期に建立されたこちらは、真言宗大覚寺派の古刹。御本尊は「不動明王」です。
 明智光秀は、こちらの不動明王を厚く崇敬されていたとか。織田信長を襲撃することを決意した時には、こちらの不動明王に「一殺多生の降魔の剣を授け給え」と誓願したと伝えられています。

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 白木の新しさが感じられる門には、「光秀寺」の名の通り、明智家の家紋である「桔梗紋」が施されていました。

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 本堂には靴を脱いであがることもできるようですが、今回は先客がいらっしゃったので、周りだけ拝見することにしました。

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 こちらは本堂の前にある「光秀公首塚」、光秀の介錯をした家臣 溝尾庄兵衛が光秀の首を近臣に託して谷性寺に運び、葬ったと伝えられています。
 命日にあたる6月14日には回向が行われ、毎年5月3日に開催される「亀岡光秀まつり」では、谷性寺で追善供養が行われるそうです。

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 本堂に向かって右手には、門に桔梗紋が彫刻されている「明智山門」があります。
 奥にお墓が並んでいたので門の先には進まなかったのですが、お墓側から見ると「明智山門」「真言宗大覚寺派 清瀧山谷性寺」という二枚の木札がかかっているそうです。
 さらに山門を正面には光秀公首塚があるので、できればお墓が並んでいる方から撮影した方が良さそうです。

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 谷性寺の左側には、平安時代に清和源氏の始祖である貞純親王によって創建された「篠葉(しのは)神社」があります。
 御祭神は、神武天皇の祖父にあたる「彦火々出見命(ひこほほでみのみこと)」、酒造の祖神とされる「大山衹命(おおやまずみのみこと)」、伊邪那岐命と伊邪那美命の間に生まれた「野椎命(のずちのみこと)」が祀られています。

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 篠葉神社のすぐ横にも、「ききょうの里」の一部である花畑が広がっていました。
 なお、ドットの集合体や百合の花(カサブランカ)が苦手な方は、この先写真が数枚並びますのでご注意ください。

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 こちらの花畑には、もちろん桔梗の花もありますが、目を奪われるのは別の花です。

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 そのひとつがこの小さなヒマワリにも似た黄色の花、キク科の「ルドベキア」です。
 終わりの時期に近いのか、花びらが少し下の方へとさがっていました。

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 そしてもうひとつ、大純白の輪の百合「カサブランカ」です。
 大きさもさることながら、香りがかなり漂っています。さすが「百合の女王」と言われるだけはありました。

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 なお、この辺りはマムシが出ることもあるようですので、訪れる方はご注意ください。

 亀岡市の奥にある「ききょうの里」の開園は、7月25日(日)まで。
 これだけの数はなかなか見る機会がないので、なかなか思い出深い体験となりました。
 近くには「湯の花温泉」もありますので、せっかくなら温泉も楽しめれば良い休日になると思います。


 基本データ
 名称:ききょうの里
 住所:京都府亀岡市宮前町猪倉 谷性寺門前
 開園期間(2021年):6月27日~7月25日
 開園時間:午前9時~午後4時
 入園料:(中学生以上)600円
 (直通)0771-26-3753
 (JR亀岡駅観光案内所)0771-22-0691

 基本データ
 名称:清瀧山 谷性寺
 住所:京都府亀岡市宮前町猪倉土山39
 電話:0771-26-2054

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