柳谷観音 楊谷寺(京都府長岡京市) 今年の「あじさいウィーク」は6月30日まで

     眼病平癒の祈願所として、平安時代より信仰されている、柳谷観音 立願山「楊谷寺」の紹介です。    今回のお目あては、6月上旬から開催されている「あじさいウィーク」。  今年は6月30日(日)までの開催で、6月21日(金)~23日(土)、6月28日(金)29日(土)には、MKトラベルさんによる完全貸切のライトアップも行われるそうです(要事前予約)。    参道入口の…

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岡寺(奈良県明日香村) ③昨年の「あじさゐ回廊」の様子を紹介

   奈良県明日香村にある「岡寺」、引き続き昨年の「あじさゐ回廊」の様子を紹介します。    奥の院へと続く参道の入口は、本堂に向かって右手にあります。  この先には、「瑠璃井」「稲荷社」「奥の院石窟」、途中春に石楠花が咲き乱れる小道を通って、「歴代墓所」「三重宝塔」へと向かいます。    朱塗りの鳥居に近づくと、奥に色とりどりの紫陽花が見えてきました。  その場所に植えら…

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岡寺(奈良県明日香村) ②可憐な紫陽花華宝珠と龍玉願い珠

   奈良県明日香村にある「岡寺」、今回は本堂周りを中心に、美しい「紫陽花華宝珠」など、昨年(2023年)訪れた時の様子を紹介します。      本堂は1805年の上棟で、完成まで30年以上かかった建物です。奈良県の指定文化財となっいます。    本堂前の香炉に線香を供えてから、御本尊に参拝します。    本堂の中には、御本尊である「如意輪観音座像」が安置されています…

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岡寺(奈良県明日香村) ①紫陽花と天竺牡丹、美しく鮮やかな華手水舎を堪能する

   「歴史街道」のメインルート沿いにある、「岡寺」こと東光山真珠院「龍蓋寺」、日本最初のやくよけ霊場の紹介です。  写真では縦の青い線、下から3つめの白い丸の部分になります。    岡寺があるのは奈良県明日香村。かつて「大化の改新」の舞台となった「飛鳥板蓋宮」の東に位置し、現在も近くには「石舞台古墳」をはじめ「酒船石遺跡」などの数々の史跡があります。    長谷寺の末寺で…

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仁和寺(京都市) ②「御室花まつり」は5月6日まで、御室桜は満開でした

   先週見頃をむかえた「御室桜」、今回は満開の美しい桜苑の様子を中心に紹介します。    「御室桜」は、「御室有明」という品種の遅咲きで背丈の低い桜です。「桜苑」に約130株、境内全域と合わせると約200株が植えられているのだそう。    御室桜の下は粘土質の土壌であるものの、酸素や栄養分が少ないのだとか。そのため、根を伸ばすことができず、このことが背丈が低い要因のひとつだと…

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仁和寺(京都市) ①絶好の花見日和に遅咲きの桜を求めてお出かけ

   5月6日(月・祝)まで「御室はなまつり」開催中の、真言宗御室派総本山「仁和寺」の紹介です。  「古都京都の文化財」の一部としてユネスコ世界遺産に登録されている門跡寺院で、創建は平安時代。出家後の宇多法皇がお住まいになっていたことから、「旧御室御所」とも呼ばれています。    今回のお目あては、京都市内の桜の中でも遅咲きとして知られている「御室桜」。  昨年(2023年)は本当…

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永平寺(福井県) ③迫力ある「山門」と静けさただよう「寂光苑」

   福井県にある、坐禅修行の道場でもある「永平寺」。最後は七堂伽藍の中でもっとも古いという「山門」、そして少し離れた場所にある「寂光苑」を紹介します。    「山門」は、永平寺の表玄関にあたります。  正面から撮影する場所が見つからず、前回紹介した中雀門から山門の後ろ側を撮影しました。    中国唐時代様式の楼閣門である「山門」は1749年に改築された建築物で、永平寺では最…

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