武雄温泉 ②重文「新館」の中は歴史の香り

 武雄温泉さんの紹介、後編は新館の中を探検です。    新館の建物は、武雄温泉のシンボル「楼門」と同じく重要文化財に指定されています。  楼門同様、朱塗りと白の漆喰がどことなく異国情緒を感じさせる建物でした。    新館は2階建てで、1階には地方の特産品などを売っている売店があります。    また新館はかつて共同浴場として利用されており、今はその当時の浴室や歴史資料を展…

続きを読む

武雄温泉 ①1300年以上の歴史のある、伝統の湯に浸かる

 「武雄温泉」さんの紹介です。  佐賀県の武雄市、蓬莱山の麓に沸く佐賀県を代表する温泉地の一つ。  いつかは行ってみたい課題湯だったのですが、今回機会がありまして立ち寄り湯に行くことができました。    武雄温泉のシンボルと言えば、楼門。  高さ12.5m、朱塗りと白の漆喰が対照的な、威風堂々とした建物です。    楼門の上には、「蓬莱泉」の額がかかっていました。 …

続きを読む

平谷温泉(佐賀県鹿島市) 江戸時代から続く湯治場で、のんびりと湯浴みを

 「平谷温泉」さんの紹介です。  佐賀県の鹿島市、ですが鹿島市からはかなりの距離があり、長崎県との県境に近い場所。  景勝地「肥前耶馬溪」の中にあり、紅葉の名所でもある場所にひっそりと建つ日帰り温泉です。    平谷温泉さんの外観。  山間にある、静かで落ち着いた入浴施設という印象で、実際にその通りの温泉でした。    この温泉は発見されてから300年、開湯してから17…

続きを読む

古湯温泉 旅館 大和屋 ⑤朝食は日本一の佐賀海苔!

 「大和屋」さんの紹介、最後は朝食です。  こちらの朝食の売りは海苔。佐賀で海苔といえば有明海の海苔です。    朝食海上は宿の一室にて。  大和屋さんはこぢんまりとした宿で、家庭的なもてなしの中にセンスの良いものを感じる印象でした。    佐賀海苔のポスター。  そういえば今年は海苔が不漁とのことですが、大丈夫でしょうか。  どうせなら国産を食べたいものです。  …

続きを読む

古湯温泉 旅館 大和屋 ④素朴な中にも遊び心のある夕食

 佐賀県は古湯温泉、徐福伝説の眠る地にある「大和屋」さんの紹介です。  今回は夕食の紹介。タイトル通り、素朴な中にも珍しい食材を使った一品もあり、遊び心のある夕食でした。    最初の膳はこんな感じでした。    色々なものが賑やかに盛られている八寸。  バイ貝、ホタルイカ、栗に昆布巻き、椎茸、沢蟹。  最初からビールではなく日本酒が欲しくなるようなラインナップです。 …

続きを読む

古湯温泉 旅館 大和屋 ③貸切風呂「天涯一閑人の湯」

 「大和屋」さんの紹介です。  男女別の浴室は前回紹介しましたので、今回は貸切風呂の紹介です。  六尺もの大樽を浴槽とするその名は「天涯一閑人の湯」。なんとも風流な名前です。  ちなみに一閑人(いっかんじん)とは、閑(ひま)な人が井戸をぼんやりとのぞき込む様。  天涯は天の果て、転じて「故郷を遠く離れた異郷」の意味です。  天涯一閑人とは後で出てきますが、この酒樽にまつわる名前とな…

続きを読む

古湯温泉 旅館 大和屋 ②端正な作りの内風呂と、坪庭のような露天風呂

 「大和屋」さんの紹介です。  古湯温泉は徐福伝説のある温泉地。伝説によればその開湯は、2200年前に遡るとか。  源泉温度38度という、まるで胎内のようなぬる湯が特徴の温泉です(宿屋のお風呂はさすがにそれですと湯冷めするため、加温されていますが)。  ちなみに車でのアクセスの場合、「佐賀大和」ICから20分ほどで着きます。  山峡の温泉地ですが、意外とアクセスは良好だったりします。…

続きを読む