「スカルプチャー&ペインティング」にあるもうひとつの作品は、「生と回帰の無常の抽象」です。こちらの作品は、3パターンから構成されています。
不思議な色合いをしたパール色の液体で描かれているのは、「生と回帰の無常の抽象-連続」。並ばずとも、通路沿いから見ることができます。
色は違いますが、こちらの不思議な液体の中に足を踏み入れることもできます。それが、最大4人で案内されるこちらの小部屋です。写真は、人の入れ替わりのタイミングで撮影しました。
小部屋の中は、入室を待つために並んでいる間に、マジックミラー越しに外から見ることができます。「生と回帰の無常の抽象-痕跡」と名づけられているこちらは、人が思い思いに歩き回った痕跡を眺めることができる作品です。
小部屋に入る順番が来ると、待機場所へと案内されました。送風がきいているのか、他の場所より少し寒い室内です。
スタッフの指示に従って注意事項を読み、用意されている長靴に履き替えます。
なお、脱いだ靴はスタッフが出口へと移動させてくれました。
いざ 「生と回帰の無常の抽象-呼応」の中へ。制限時間は2分間です。
中から外は見えないので、人の視線を気にすることなく描かれる模様を楽しむことができます(ただし外からはしっかり見えている)。
長靴越しでもわかるとろりとした液体はすべりやすいので、すり足で歩く必要があります。
汚れは落ちないということなので、グリセリンに塗料でも混ぜてあるのでしょうか。
続いて、次のエリアである「メガリス」へと進みます。
こちらのエリアは広い中央部分を中心として、いくつかの小部屋が設置されています。実は、こちらのフロアが一番どこに何があるのかわからないまま探索していました。
まず一歩中へと入ると、目の前には「開いた小宇宙の中のメガリス」という作品が広がっています。圧巻です。
「メガリス」とは、ストーンヘンジに代表される、有史以前に創られた、今なお形を残す巨石記念物のこと。大きな石が暗闇に浮かぶ様子は、まさに作品名通りという雰囲気です。
座ることができる場所があったので少し休憩していたところ、ふいに巨石の側面にふわりと紅い花が浮かびました。
瞬く間に視界が紅に染まります。これは美しい。
さらに、巨石群の根元には苔が敷きつめられ、わずかながら水が撒かれています。「太陽と雨の中の永遠の存在」という作品で、水飛沫がライトを反射してキラキラと光るのが幻想的です。
小部屋のひとつにあったのは、薄く張られた水が(おそらく)振動によって虹色の模様を描く「生命は結晶化したうごめく光」という作品です。
実際に部屋の中に入って、思い思いに歩き回ることができます。
こちらは、「凝固した光の海」という作品です。
虹色に光り輝く石が鏡に映しだされ、どこまでも果てしなく広がっています。まさしく「光の海」という名が相応しい展示です。
無数の光の球体群に照らされているのは、「質量のない太陽と闇の太陽」という作品です。
まるで、星空を眺めているかのような雰囲気でした。
「我々の中にある火花」は、細い通路の奥に赤い光が灯されている作品です。
奥に進むにつれてさらに眩しく、手をかざしながら前へと進みました。
「呼応する小宇宙-固形化された光」という作品には、「固形化された光の色」と名づけられた32色に変化する「Ovoid(卵形体)」が使用されています。
豊洲にある「teamLab Planets TOKYO DMM」の半室内にも同じような展示がありますが、京都の展示は完全室内なので少し雰囲気が異なります。
「光の球体結晶」は、いくつもの球体が時間とともに色を変化させていく作品です。
さらにフロアを移動し、最後に「アスレチックフォレスト」に到着しました。
「アスレチックフォレスト」はその名前の通り、身体を使って遊ぶ場所です。
いくつかのアスレチックでは、靴底やかかとが高い靴、サンダルでの体験が制限されています。なお、貸出用の靴も準備されているようです。
体験してきたのは、「あおむしハウスの高速回転跳ね球」。靴の確認をされた後で、遊び方を簡単にレクチャーされました。
ようは同じ色の跳ね球を踏んで、奥まで行けばOK! なのですが、色が続いていない部分もあったり、跳ね球からすべったりとなかなか難しい。
「グラフィティネイチャーと鼓動する大地」では、あちらこちらにくぼみがある大地を、さまざまなイラストが自由気ままに流れて行きます。
流れるイラストは、こちらのスペースで描くことができるようです。
アスレチックフォレストを出て、出口へと向かいます。
出口から出た後は再入場ができませんが、その手前に「アンダーグラウンド」へと戻る通路が設定されていました。見逃した作品がある場合は、こちらから戻るのも良いと思います。
今回は大人だけで利用したため、「アスレチックフォレスト」はほとんど利用しませんでした。それでも、入館からの所要時間は3時間半。子供連れで思いきり「アスレチックフォレスト」を堪能するなら、4時間以上は必要になりそうです。
ただし、中に食事できる場所はないので、ランチやディナーとの兼ね合いを考えておく必要があります。
思っていた以上に作品の数が多かった「teamLab Biovortex Kyoto」、次回はもっとゆっくり時間をかけてまわってみたいと思います。
基本データ 名称:teamLab Biovortex Kyoto 住所:京都市南区東九条東岩本町21-5 開館時間:午前9時~午後9時(変更有) ※最終入館午後7時半 Sketch Factory(スケッチファクトリー)営業時間: 午前11時~午後9時 エントランスパス(入館料):変動価格制 休館日:公式ホームページにて確認 電話:075-634-3923 |

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