デジタルアートを手掛けるチームラボの国内最大の屋内施設であり、没入体験ができる美術館「teamLab Biovortex Kyoto(チームラボ バイオヴォルテックス京都)」。
前回に引き続き、「アンダーグラウンド」と、さらにその次のエリア「スカルプチャー&ペインティング」で鑑賞できる作品を紹介します。
どこの場所でどの作品を鑑賞できるのかわからないまま、アンダーグラウンドをさまよっていたところ、見たかったアート作品のひとつにたどりつきました。「呼応するランプの森」です。
このエリアはマジックミラーで囲まれていて、外からは中が見えますが、中ではランプが反射して映りこむ仕様になっています(外でも中でもガラスに気づかずに突っこみそうになった)。
部屋の入口でスタッフから説明を受け、中へと足を踏み入れます。
そこには、タイの「コムローイ祭り」を彷彿とさせるような景色が広がっていました。
ランプの色が変化すると、ガラリと雰囲気が変わります。青色に変化すると、まるで海の中にいるような雰囲気に。
ピンクがかった紫色に変化すると、どこか幻想的な雰囲気を味わうことができました。
写真を撮るのが非常に困難だったのは、「変容する連続体」です。
時間によって立ち入ることができるスペースが異なり(スタッフの誘導有)、そのスペースにいても渦巻く小さな風船(?)がビシバシと身体全体に当たります。
しかも人と風船に囲まれて、移動もかなり困難。出口にたどり着くのがひと苦労でした。
さらに鑑賞エリアでは、すり足での移動を求められます。足下に風船が転がってくるため、下手に足を上げて歩くと風船を踏んでしまい、転ぶ危険性があるためだと把握。
とはいえ、ひとりで楽しんでいるお子さんが、風船を叩こうと思いきりジャンプしていました。声をかける間もなく人波に押し流されたので、怪我しないか見送ったこちらがハラハラ。保護者の方は、目を離さない方が良さそうです。
外からガラス越しに鑑賞することもできるので、狭いところが苦手な人は敢えて中に入らないという選択も有りだと思います。
こちらもアンダーグラウンドの展示のひとつ、「Infinite Crystal World」です。
2013年から続く「Light Sculpture-Point」シリーズのひとつであり、以前紹介した豊洲にある「teamLab Planets TOKYO DMM」でも同じような作品を鑑賞することができます。
さまざまな色に変化するチューブのようなものが、すだれのように天井から吊るされている中を進むと、突きあたりに床と天井がガラス張りになった空間がありました。
豊洲のチームラボでも体験しましたが、この反射する光景は何度見ても面白いものです。
迷いながらもなんとか入口まで戻り、次のフロアへと続くエリアへ進みます。
先にあったのは「内に秘めた輝き」という、花々が生む絵画空間を堪能できる作品です。
この作品では、時間とともに異なる花が咲き、散っていきます。
さらに同じ場所では、「海と空の記憶」という作品も鑑賞できます。
実はこのエリアに、「鳥道」という作品を鑑賞できる小部屋(前回の最後に紹介した場所とは異なる)へと続く入口があり、そこから出たところ部屋の雰囲気が一変していて驚きました。
ここから先は、階段をのぼって「スカルプチャー&ペインティング」へと進みます。こちらでは、ふたつのアート作品を鑑賞、体験することができます。
まず、公式ホームページのトップに掲載されているため、知っている人も多いと思われる「質量も形もない彫刻」です。
この作品は、泡から生まれた巨大な彫刻の中に入っていく、体験型の作品です。
泡の中に入ることになるため、簡単にいうと衣服や靴に泡がまとわりつきます。そのため、入口前ではレインコートが販売されていました(キャッシュレス限定)。
レインコートの持ち込みも可能なため、今回は事前に某100円ショップで使い捨てのレインコートを110円(税込)で購入してきました。
泡が体内に入らないようにするためでしょうか、マスクを装着するようにとの掲示もありました。
マスクを持参していない方のために、無料で提供もされています。
さらに、こちらの作品は、入ることができるエリアが限定されています。
とはいえ、仕切りがないために奥の方に突っこんで行く方もいましたが、その都度スタッフから注意が入っていました。
展示スペースに入場すると、入口付近は泡が少なく、奥の方ほどもこもこした泡が上の方まで積みあがっていました。
訪れた時はほとんどの方がレインコートを着用されておらず、入口から奥の方へと進めずに、写真だけ撮ってそのまま出口へと直行されていました。これはもったいない。
レインコートを着用していた私たちは、迷わず入れるところまで進みます。これは楽しい。
泡にさわったり突っこんだりしていると、スタッフが入れない奥にたまった泡を押し流してくれました。めちゃくちゃ楽しい。
個人的な感想を言うのなら、レインコート(フード付き)はあった方が良いです!
出口から出ると、待ち構えたスタッフがブロワーで泡を吹き飛ばしてくれます。
さらに先には、レインコートを廃棄するダストボックスや、手を洗う場所も用意されているので、童心にかえって思う存分楽しむのがお勧めです。
次回も引き続き「スカルプチャー&ペインティング」と、その次のエリア「メガリス」「アスレチックフォレスト」を紹介します。
基本データ 名称:teamLab Biovortex Kyoto 住所:京都市南区東九条東岩本町21-5 開館時間:午前9時~午後9時(変更有) ※最終入館午後7時半 Sketch Factory(スケッチファクトリー)営業時間: 午前11時~午後9時 エントランスパス(入館料):変動価格制 休館日:公式ホームページにて確認 電話:075-634-3923 |

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