観測史上初めて月間降水量0mmを記録した京都市、2月に入って久しぶりに雨が降りました。
雨の後、ちょうど「北野天満宮」の梅が「全体五分咲き早咲き見頃」になったという情報があったので、雨上がりの青空に恵まれた中、足を運んできました。
今年(2026年)の梅苑「花の庭」では、アーティストの蜷川実花氏とクリエイティブチームwith EiMによるインスタレーションが実施されています。
そのため、梅苑「花の庭」への入苑料自体も、前売チケット2,800円、当日チケット3,000円と、例年よりお高めです。
青空に映える楼門の手前では、蜷川実花氏が北野天満宮で撮影された梅の花を用いた特製パッケージの「災難厄除梅干」初穂料1,500円も授与されていました。
楼門には、御祭神である菅原道真公が太宰府に左遷される時に詠んだ、「東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな」という歌が掲げられていました。
手水舎は楼門をくぐり抜けた先、右手にあります。
さらにその奥にはお手洗いがあったのですが、梅苑南の観光トイレの新設にともない、1月25日で閉鎖されていました。
2025年12月に新設されたばかりの梅苑南観光トイレは、楼門と一の鳥居の間にあります。具体的には、末社「伴氏(ともうじ)社」の少し南側です。
観光トイレの新設にともない、今出川御前西公衆トイレは老朽化のために廃止されています。
手水舎には、コロナ禍の時期から変わらず、美しい花々が活けられていました。
四季折々に変わる北野天満宮の花手水は、心を和ませてくれます。
手水舎前の赤い目の撫牛のところの梅も、まだまばらな開花状況でした。全体五分咲きということでしたが、こちらの白梅は三分咲きに近いような印象です。
少し暖かい日が続いているので、今週末にはもう少し開花が進んでいそうですね。
梅苑「花の庭」の受付手前では、早咲きの紅梅が満開に近い状態で見ることができました。
今回は梅苑「花の庭」には足を運ばずに、北極星をいただく伝説の門といわれている「三光門」へと進みます。
三光門の先にあるのが、国宝の「本殿」です。
本殿の前には、境内に数ある梅の中で御神前に植えられることを許された唯一の梅「飛梅」があります。
遠目に見ても枝が桃色に染まっているのがわかりますが、まだまだつぼみの状態でした。
本殿前から西側へと進むと、源平咲き分けの梅が植えられています。こちらも、まだまだこれからの様子。
本殿の西側、学徳成就の御神徳がある「御后三柱」の前の梅は、紅梅が花を開きつつあります。
道真公の師として知られている、島田忠臣翁を祀る末社「老松社」の前は、白梅の方が開花が進んでいました。
本殿の東側にある「竈社」前の手水舎の横には、1本に紅白2色の花をつける梅の木があります。
細い枝ごとに花の色が異なるので、接ぎ木されているのでしょうか。白い花は咲き始めていましたが、紅梅はまだつぼみの状態です。
「竈社」の参道の上に枝を伸ばしている紅梅は、花をつけ始めていました。
ただし、こちらの梅の木はかなりの老木のようで、幹には空洞ができていました。いつまで花をつけてくれるのか、少し心配です。
なお、長らく無料で開放されていた参拝者専用駐車場は、2023年7月より有料となっています。
楼門をでて左手に事前精算機がありますので、出庫の前に立ち寄る必要があります。
営業時間は24時間、料金は60分600円(税込)、以降30分ごとに200円(税込)となっています。クレジットカードやQRコード決済などが利用できます。
祈祷を受けたり、宝物館・梅苑・もみじ苑を利用した方は、90分の優待サービスがあるようです(各受付にてサービス券の受け取りが必要)。
これから梅の花の満開時期を迎える「北野天満宮」、梅苑に入苑しなくても花や香りは楽しめます。
受験シーズンは後半に入ってきてはいますが、参拝や御祈祷がてら梅見へと足を運ぶのもお勧めです。
基本データ 名称:北野天満宮 住所:京都市上京区馬喰町 拝観時間:公式ホームページにて確認 拝観料:境内自由 ※「梅苑」公開時は「梅苑」への入苑料必要 ※「もみじ苑」公開時は「もみじ苑」への入苑料必要 社務所・授与所受付時間:公式ホームページにて確認 祈祷受付時間:午前9時~午後4時 電話: 075-461-0005 |

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