明治23年(1890年)、神武天皇即位が即位されたという畝傍山東南に創建された、「橿原神宮」の紹介です。
橿原神宮は、畝傍山の麓に約53万平方メートルという広大な境内を有しています。
地図を見るだけでも、その広さは一目瞭然です。
境内には、本殿や拝殿をはじめ、さまざまな社殿があります。
今回は外拝殿から参拝した後で、末社の「長山稲荷社」や、約4万9500平方メートルあるという「深田池」の周辺を巡ってきました。
今回は、表参道から境内に入りました。
写真は、高さ約10メートル、直径約1メートルあるという「第一鳥居」です。
第一鳥居を正面から撮影すると、南神門の手前まで約300メートルの参道がまっすぐに奥まで続いていました。これは美しい。
奥には、第二鳥居も見えています。
参道の中央は、玉砂利が敷きつめられていますが、両端は舗装されていました。
車椅子やベビーカーでも参拝しやすそうです。
神橋を渡ると、第二鳥居が目の前にそびえ立ちます。
第二鳥居の手前で左の方向へと進むと、「祈祷殿」や「橿原神宮廳(社務所)」があるそうです。
第二鳥居をくぐり抜けると、さらに先、左側に「南手水舎」が見えてきました。
あいにくの曇り空でしたが、凪いだ手水の水面には美しい木々が映りこんでいました。明るい青空であれば、もっと映えたのではないかと思います。
表参道の突きあたり右手には、本殿や拝殿へと続く「南神門」があります。
素木建の八脚門で、屋根は切妻造の銅板葺になっているそう。
南神門から中に入ると、広大な外拝殿前庭が広がっていました(写真は外拝殿正面から撮影したものです)。
南神門から入って右手には、広い参拝者休憩所(写真中央の建物)も設けられています。
南神門から左手奥に見える社殿は「外拝殿」、さらに奥に「内拝殿」「幣殿」「本殿」があります。「外拝殿」が一般参拝客の参拝場所です。
後ろに見えるのが、大和三山のひとつ「畝傍山」です。
外拝殿に向かう途中にも、立派な社殿がありました。御祈祷や結婚式が行われる「神楽殿」です。
もとは、1855年に建造された京都御所の神嘉殿だった建物で、1890年の橿原神宮創建時に、本殿とともに明治天皇より下賜された社殿です。
なお、現在のものは1996年に再建されたものなのだとか。
「外拝殿」とその奥にある「内拝殿」は、紀元2600年を祝い、1939年に建造された社殿です。
外拝殿に向かって右手には、その年の大きな絵馬が掲げられています。
訪れたのは昨年(2025年)だったので、可愛らしい巳年のイラストになっていました。
外拝殿からは、正面に内拝殿を見ることができます。
なお、神社建築において「内拝殿」という名称が使われたのは、橿原神宮が初めてなのだとか。
間に広がるのは、約3200平方メートルあるという「外院齋庭」です。
内拝殿からは、祭典の際に神饌を供え祝詞を奏上する「幣殿」へと続き、さらに奥に本殿があります。
祀られているのは、第一代天皇「神武天皇」と第一代皇后「媛蹈鞴五十鈴媛皇后(ひめたたらいすずひめこうごう)」です。
神武天皇の強運と、記紀において大変長寿(130歳、127歳)であったことから、開運延寿(開運招福・健康延寿)の隅さまとして厚く崇拝されているとか。
外院齋庭は、御祭神である神武天皇の御聖徳を空間で表しているのだそう。
訪れたのは七五三の時期だったため、「碁盤の誓い」儀式のための碁盤が設置されていました。
碁盤を世界に見立てて、元気よく碁盤の上から前方に飛びおりることで、立派な大人になるようにと祈願するようです。
また、外拝殿では、御守なども授与されています。
気になったのは、こちらの「御鏡守(みかがみもり)」。神武天皇を勝利に導いたとされる、金鵄(きんし)が描かれた御守です。
次回は、奈良時代に築造されたという溜池「深田池」や、橿原神宮ご鎮座以前からこの地にある「長山稲荷社」を紹介します。
基本データ 名称:橿原神宮 住所: 奈良県橿原市久米町934 開門閉門時間:季節によって異なる ※公式ホームページ参照 御祈祷・その他受付時間:午前9時~午後4時 ※正月期間は異なる 宝物館開館時間: (平日)午前10時~午後3時 (土・日・祝日)午前9時~午後4時 ※正月期間は異なる 宝物館入館料:一般700円/小学生以下無料 宝物館休館日:臨時休館有 電話:0744-22-3271 電話受付時間:午前9時~午後4時 |

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