
オープン当初は物珍しさもあって長い行列ができていましたが、今は比較的落ち着いてきました。
(内装や席の構造がファミリー向けではないことも、理由の一つかもしれません)

店頭には製麺機。
学割サービスも始められていて、学生証の提出で替え玉1玉無料(通常は150円+税)、無限替え玉なら100円となります。
時間帯にもよるのでしょうが、今回訪問時にはあまり学生の姿は見ませんでした。そこまで知られていないのか、それとも学生はどちらかと言えばフードコートに行くのか。

店内はポップで遊び心あふれるデザインが特徴。ルービックキューブを模した椅子もあります。
(実際に一部は回転します)
こちらのお店は人類みな麺類さんと日本料理湯木さんがタッグを組んだお店。
人類みな麺類さんは大阪の西中島南方にある醤油ラーメンの人気店。日本料理湯木さんは大阪の北新地に店を構える船場吉兆の流れをくむ日本料理店で、通常ならまったく異なるジャンルの二店が手を組み、日本料理×ラーメンを融合させたのがお店の特徴です。

今回は2025年の福袋で購入したチケットで利用しました。
福袋の内容は、好きなラーメンが注文できるラーメンチケット3枚+好きなサイドメニューが注文できるチケット3枚です。

ラーメンは4種類で、「原点」と付いているのが人類みな麺類さんのオリジナルである鰹ベースの濃口醤油ラーメン、「Macro」と付いているのが貝ベースの薄口醤油ラーメン。
それぞれのスープに練り胡麻を加えたものが「胡麻原点湯木」と「胡麻Macro湯木」になります。
ちなみに調べたところ、一番人気と思われるのは胡麻Macro湯木だとか。
ラーメンチケットではこのうちの1種を選べ、しかもチャーシューは薄切りでも厚切りでもOKとのこと。
今回はMacro湯木と原点湯木、いずれもチャーシュー厚切りで注文しました。

サイドメニュー、トッピング、替え玉、ドリンクのメニュー。
福袋チケットで豚丼を注文し、チケットを使ったとは言えまったくお金を払わないのも・・・ということで餃子を単品で注文しました。

卓上調味料は無し。胡椒すら置かないというのは、日本料理ベースのラーメンだからでしょうか。

しばらく待って料理が到着。こちらは原点湯木。

こちらはMacro湯木。

並べてみると、スープの色が違うことがはっきり分かります。
スープは説明の通り、原点の方は鰹の風味が強く出たやや甘めの醤油味で、Macroの方はアサリやシジミの風味が強いあっさり味。
好みは人それぞれですが、自分的には「原点」の方が好みでした。ただ一番人気が胡麻Macro湯木ということは、練り胡麻を加えることを考えると貝出汁の方がマッチするのかもしれません。

麺は全粒粉入りで、やや太めのストレート。


具材は極太メンマ、細切りのネギの他、素揚げにされたナスやカボチャ。
通常ラーメンの具材には使われない素揚げ野菜を使うあたりが、和食コラボのゆえんということなのでしょう。
この具材が選ばれた経緯は良く分かりませんが、確かに和風スープには良く合っていました。

そして厚切りチャーシュー。
これが本当に厚い、というかチャーシューではなく肉塊と呼ぶにふさわしいと思います。
厚さの割に肉はとても柔らかく炊かれており、これとご飯だけで一品になってしまうほど。もはやラーメンの具材なのかどうか分かりませんが、美味しいのは確かです。

こちらはサイドメニューの豚丼。
豚丼という名前ですが、ラーメン用のチャーシューを作った際の切れ端をご飯の上にのせたものです。
肉の端っこなので味が良くしみている上、タレもかかっているのでかなり濃いめの味付けでした。

こちらは単品注文した餃子。見た目は普通でしたが・・・

食べてみてびっくり。これは美味しい。
ニンニクは不使用で生姜の風味が効いていて、餡は歯ごたえもありタレとの相性も抜群。
期待していなかったというと失礼になりますが、「まあ普通の餃子だろうな」くらいに思っていたので、不意打ちで美味しい餃子に出会えました。
人類みな麺類と日本料理湯木さんの餃子、これ単品でもやっていけるくらいのクオリティではないでしょうか。
まだチケットはあるので、次は別のサイドメニューを頼むか、それとも餃子をリピートするかで悩むことになりそうです。
基本データ 名称:人類みな麺類と日本料理湯木 住所:京都市南区久世高田町376-1 イオンモール京都桂川 2Fレストラン街 営業時間:午前11時~午後10時 電話:- |
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