teamLab Planets TOKYO DMM(東京都) ①豊洲市場から徒歩圏内にある、没入型ミュージアム

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 アートコレクティブ「チームラボ」による、身体全体で体験できる没入型ミュージアム「teamLab Planets(チームラボプラネッツ)TOKYO DMM」。
 今年(2025年)1月22日には新しいエリア「運動の森」「学ぶ!未来の遊園地」「捕まえて集める絶滅の森」がオープンし、面積も約1.5倍に拡大したそうですが、今回は訪れた時に体験できた「Water」「Garden」「Open-Air」の3つのエリアを紹介します。

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 「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」は、豊洲市場から徒歩圏内にあります。
 最寄り駅は、ゆりかもめ新豊洲駅。ただし今回はディズニーリゾートの旅の中日に訪れたので、JR舞浜駅から京葉線と東京メトロ有楽町線を乗り継ぎ、東京メトロ豊洲駅から歩いてみました。
 徒歩で10分~15分ほど、入口は建物の北東側、写真の大きなロゴの下あたりです。

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 チケットは、入場時間を選んで購入するタイプです。滞在時間の制限はありません。
 敷地に入ってすぐの場所で入場時間の簡易チェックがあり(スタッフの方にチケット画面を提示)、対象時間になると通路の先へと進めます。
 しばらく歩くと、「Open-Air」のモニュメント「空と地に憑依する炎」の右側に、館内への入口がありました。そこでスタッフの方の指示に従って、チケットのコードをかざすシステムです。

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 ゲートを通過すると、すぐ目の前でミュージアムの説明が流されます。
 説明を見終わった後は奥のカーテンから内部へと入りますが、その先は好きなだけ時間を使ってゆっくりと過ごせるので、特に急ぐ必要はありません。

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 訪れた日は幸い快晴でしたが、雨の日や夏の日差しが強い日に傘を持参しても大丈夫なように、暗証番号式の傘立てが準備してありました。

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 さらに、大きな手荷物がある方用に、ベビーカーやキャリーケースなどを預けることができるスペースもあります。

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 ミュージアムの中は、通路突きあたり右手が「Water」エリア、斜め左上と左手が「Garden」エリアになっています。
 「Water」は靴を脱ぐ必要があるので、まず「Garden」エリアを左手にある展示から体験することにしました。

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 かなり写真がぼやけてしまいましたが、こちらが「Garden」エリアにある展示のひとつ「Floating Flower Garden」の入口です。
 黒いカーテンを何気なくひょいとくぐり抜けると。

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 別世界が広がっていました。

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 一瞬脳内が混乱し、自分がどこに立っているのか、他の人との距離がどれだけ離れているのか、どこが床なのか天井なのか、そして壁なのかわからなくなります。
 しばらく立ち尽くした後、ある程度視覚情報を処理して、おそるおそる足を踏み出しました。
 
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 まずわかったのは、入口すぐの場所は天井が低めで、花々は設置されていないということ。花々が設置されているのは、中央部分のようです。
 低い天井部分が鏡張りになっているため、映りこんだ人や花がすぐに反射して、見事な不思議な空間をつくりあげていました。

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 中央部分へと足を踏み入れると、密林のような雰囲気の中で、みんな思い思いにこの景色を楽しんでいる様子がうかがえます。

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 これらの花々は、天井から吊るされていて、ゆっくりと上下していました。
 つい先程まで空いた空間だった場所が、しばらくすると花でふさがれており、まるで迷路にいるかのようです。

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 「Garden」で使われている植物は、造花ではありません。
 土のない場所で生き、空気中から水分を吸収するものが多いという、ラン科の植物です。
 こちらの作品に使用されているランは、夜行性の昆虫がパートナーである種類が多いため、特に夜に香りが立つのだとか。

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 花々と人であふれる中央部分の空間から抜け出し、花のないスペースでひと息つきます。
 とはいえ、こちらの空間も壁、柱、床、天井すべてが鏡張り。あちらこちらに花や人の姿が映りこんでいて、いつまで見ていても飽きませんでした。

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 花で埋め尽くされた空間を後にして、日中と日没後で様子が変わる展示「呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色」へと進みます。
 POPで掲示されているのは夜の風景。今回は午前中に訪れたので、残念ながらこの景色を見ることはできません。

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 日中に見ることができるのは、銀色に輝く「Ovoid(卵形体)」が敷き詰められた苔の庭園です。
 第一印象は、「近未来の日本庭園」でしょうか。スモークがたかれていて、なんとも不思議な感覚です。

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 卵形体の物体は、押すと音色を響かせて自らまた立ち上がります。夜には、押すことによって変わる光が、周りの卵形体にも広がっていくそうです。
 これは、ぜひ一度夜に体験してみたい。

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 こちらの展示は四方の壁が鏡になっていて、銀色の卵形体がどこまでも続いているように見えます。
 天井部分から陽がさしこむつくりになっているため、台風などの強風を伴う強い雨の場合は公開が中止されることもあるそうです。

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 身体全体で体験できる、「teamLab Planets(チームラボプラネッツ)TOKYO DMM」。
 次回は、裸足でさまざまな空間を体験できる「Water」エリアを紹介します。


 基本データ
 名称:teamLab Planets TOKYO DMM
 住所:東京都江東区豊洲6-1-16
 開館時間:午前9時~午後10時
      ※最終入館は閉館の1時間前
 エントランスパス(入館料):変動価格制
 休館日:公式ホームページにて確認
 電話:なし
    ※問い合わせは公式ホームページ
     「お問い合わせフォーム」から

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posted by ウィロー at 13:00 Comment(0)TrackBack(0)テーマパーク日記   

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