
東京ディズニーシーの玄関口、南ヨーロッパの港町を表現したエリア「メディテレーニアンハーバー」にある、イタリア料理のレストラン「リストランテ・ディ・カナレット」の紹介です。
レストランの優先案内「プライオリティ・シーティング」対象店舗ですが、人気のレストランなのでなかなか予約が取れないことでも有名です。

お店は、入園後メディテレーニアンハーバーを正面に左手へ、道なりに橋をひとつ渡った先すぐ左手、階段をおりた場所にあります。
当然のごとく事前予約がとれなかったので、当日キャンセルが出ていないか確認にするために、午前10時半過ぎに店頭に。そうしたところ、「オープンの午前11時少し前に来ればすぐに案内できるだろう」と教えていただきました。感謝!

並んだのは、今年(2025年)1月中旬の平日の午前10時50分頃。すでに一組待機されており、さらにPSで予約されていた方が先に案内されましたが、待ったのはほんの数分でした。
過去何回か利用しようとして諦めたことがあったので、こんなにスムーズに入店できるとは。嬉しい驚きです。
待機列の横の運河を時折ゴンドラが通るので、それを見るのも楽しい待ち時間でした。

店内は、貴族の邸宅をモチーフとした装飾がほどこされています。照明は控えめで、どことなく荘厳な雰囲気さえ漂っていました。
テーブル席をはじめ、ソファ席、テラス席など、約180席が準備されています。

テーブルにメニューブックはなく、QRコードを読みとって確認します(おそらくディズニーリゾートアプリで確認できるものと同じもの)。写真はセットのみが映っていますが、下にスクロールすると単品メニューも確認ができました。
料理の注文は、キャストの方を呼んで行います。


なお、店内に入る前であれば、入口手前にも一部のメニューが掲示されていますので、ご参考までに。

注文したのは、「シェフのおすすめパスタセット」3,800円(税込)です。
まずは前菜「オマール海老と帆立貝のマリネ、モッツァレッラと苺添え」が運ばれてきました。
皿をぐるりと一周しているソース、赤い方はビーツを使ったソースだということです(黄色い方はど忘れ)。

ピンク色の泡は魚介の風味がするエスプーマ、オマール海老やホタテにからめていただきます。
リボンの形にカットされているのはビーツ・・・かな? ミニーマウスのリボンの形にカットされているそうです。

パスタは、現在のシェフのおすすめパスタ「タリアテッレ、スモークサーモンとレモンバターソース」、または「イカ墨のタリオリーニ、海老と蟹のトマトクリームソース」「スパゲッティ、牛肉のラグーソース」の3種類から選ぶことができます。
写真は、連れが選んだシェフのおすすめパスタ「タリアテッレ、スモークサーモンとレモンバターソース」です。

「タリアテッレ、スモークサーモンとレモンバターソース」をひと口いただきましたが、まさしくレモンの風味たっぷりでした。これは美味しい。

こちらは、「イカ墨のタリオリーニ、海老と蟹のトマトクリームソース」。
季節違いではありますが、配色はなんともハロウィンぽいです。

上に乗っている海老はソフトシュリンプで、全部まるごと食べてOKとのこと。もちろん、まるごとガブリといただきました。

イカ墨はパスタに練りこんであるので、口周りの汚れは気にする必要はありません。
トマトソースはほどよい酸味で、こちらも美味しくいただきました。

最後はデザート、「苺と柚子のズッパ・イングレーゼ、ラズベリーソルベとナッツ添え」です。しっかりと苺と柚子、ラズベリーの風味が感じられるスウィーツです。
ミニーマウスがよく身に着けているスカート模様をプリントした三角の形のものは、チョコレートでした。

ズッパ・イングレーゼとは、「スポンジケーキにたっぷりとシロップを染みこませた菓子」とのこと。
こちらのスポンジにはそれほどシロップは染みこんでいませんでしたが、ソースは皿の上にたっぷりあります。もちろん、ソースとからめながら、最後まで美味しくいただきました。

素敵だったのは、お皿のデコレーション。花びらが散らされていて、見た目でも華やかでした。

今回いただいたメニューは、すべて単品でもいただくことができますが、やはりセットの方がお得感はあります。
とはいえ、今度はピザも食べてみたいので、次回訪れる時は食べてみたいメニューをしっかりと検討してから利用したいと思います。
基本データ 名称:リストランテ・ディ・カナレット 住所:千葉県浦安市舞浜1−4 東京ディズニーシー メディテレーニアンハーバー 営業時間:パークの運営時間によって異なる 休業日:公式ホームページにて確認 ※天候、季節、時間帯によりクローズ有 |
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