京都ポルタの飲食エリアが2024年11月26日に拡大され、4店舗が新たに加わりました。
その1つが「あらき」さん。本店は大阪にある現役漁師が営む会社で、漁業・水産加工業・飲食業まで手広く事業を行っています。
漁師酒場と言うだけあって、店内は船の名前が付けられた提灯や裸電球など雰囲気抜群。
雰囲気が似てるのでもしかして? と思って調べたところ、イオンモール桂川に入っている「土佐藁焼き 龍神丸」さんもこちらが経営されていました。
龍神丸さんは鰹を中心としたメニューでしたが、こちらは鰹に限らず海鮮全般を扱っています。
メニューは季節のおすすめとして、刺身・ご飯物・焼き物・揚げ物に一品。
お刺身・寿司・揚げ物・鯛だしのおでん・串カツなど、レギュラーメニューも海鮮がメイン。
ここまでのメニューで肉成分は、馬刺し・さくらユッケ・黒毛和州炙り寿司・おでんの牛すじ・串カツの豚くらいなものでした。
ドリンクも標準的なものが一揃え。
土佐サワーや高知の地酒が多く取りそろえているあたりが特徴となっています。
また17時まではハッピーアワーとして生ビールが499→399円、サワーやハイボールが299円になります。
こちらはランチメニューの定食。
内容や価格は変わりますが、定食は夜も注文できるようでした。
入店した時に定食か一品+飲みのどちらにするのかと尋ねられて、一瞬「?」と思いましたが、定食の場合はお水が運ばれてくるそうです。
注文は店員さんor各席のQRコードにて行います。
ただ店の奥だと回線が繋がりにくく、QRコード注文がやりにくかったのが問題点。これは店舗の問題というよりもポルタ側のインフラの問題なのかもしれませんが、ポルタの他の店舗でも同様の事があったので改善をお願いしたいと思います。
それはさておき、まずはハッピーアワーのビールで乾杯。
つまみにはイチオシのサービス品というアワビの刺身(390円+税)と、そろそろ寒くなってきたので鯛だしおでんから大根、厚揚げ、こんにゃく(いずれも180円+税)をチョイス。
アワビの刺身は鮮度抜群でコリコリとした、歯ごたえと独特の風味で酒が進みます。おでんは鯛だしの風味はそこまでありませんでしたが、魚介系のやさしい塩だしが良く煮込まれた具材に染みこんでいました。
お腹も空いていたので、「自家製干物定食」も注文(980円+税)。
自家製干物と言いながら副菜にはそこそこの唐揚げが2個付いていて、どちらがメインなのか良く分からないほど豪華でした。
ランチの写真を見てみると、他の定食も副菜が主菜と同じくらいのボリュームがあるようです。
アジの干物はしっかりした塩気と凝縮された旨味で、ご飯も酒も進む一品。
海鮮を売りにしているだけあって、干物のレベルはかなり高いと感じました。
どちらかと言えばガリガリ系の唐揚げが2個。味付けはノーマル。
ご飯の盛りは普通(大盛りにできるかは不明)。味噌汁は漁師酒場らしく、あおさ海苔。
副菜はキンピラと漬物でした。
その他、口直しとして春菊ナムル(390円+税)や、
イワシ大葉巻き天ぷら(490円+税)、ハランボ(鰹の腹身)塩焼き(390円+税)などを注文しました。
記事を書くに当たってメニューを見直したところ、あおさ海苔天ぷらを発見。高知の名物だけにこれも頼むべきでした。
今回は「漁師酒場 あらき」さんでランチ+ちょい飲みをしてきました。
海鮮系は総じてレベルが高く、またオープン間もないながらオペレーションもギクシャクしたものは感じなかったです。
次は別店舗を試したいですが、こちらにはまた戻って来るような気がします。
ちなみに新たにオープンした4店舗の中では、ぱっと見た限りこちらが一番人気のようでした。
基本データ 名称:漁師酒場 あらき 住所:京都市下京区東塩小路町902 京都駅前地下街ポルタ B1F東エリア 営業時間:午前11時~午後10時(LO午後9時半) 休業日:なし 電話:075-708-5116 |
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