兵庫県との県境にある福知山市、今回も引き続き福知山市にある「福知山城天守閣」を紹介します。
こちらが「福知山城天守閣」への入口です。
2024年現在、入館料は大人330円なので、気軽に利用しやすいと思います。
天守閣の中は、昭和に入ってから復元されたためか、かなり現代的な構造になっていました。
てっきり、彦根城天守のように昇るのも降りるのも大変な階段を想像していましたが、ごくごく普通の一般的な階段です。
天守閣内は博物館のようなつくりになっていて、さまざまな歴史的な展示を見ることができます。
階段をのぼった先には、「福知山城大鬼瓦(原寸大)」が展示されていました。
こちらは「上段ノ間」、時代設定が難しいそうで「松平忠房候の時代(1649年~1669年頃)」を再現したという想定なのだとか。
ケースに入れられた展示品としては、見るからに歴史を感じさせてくれる絵草紙(おそらく「絵本太閤記」?)などがあります。
もちろんページはめくれませんが、「信長嫌て光秀を打擲(ちょうちゃく)する図」「明智光秀信長卿に謁す図」などを見開きで見ることができました。
光秀が信長に命じられた「丹波平定」の流れも図解されていました。
「第一次丹波攻略戦」は味方の裏切りのために失敗したそうですが、「第二次丹波攻略戦」で1579年に丹波平定となったそうです。
光秀が福知山に残した功績もまとめてありました。
「こんなことをやっていたのか」と、なかなか興味深い内容です。
朽木氏時代のものではありますが、鎧兜なども展示されていました。
松平時代(二の丸御殿は朽木時代)の城郭模型も見ることができます。
福知山城は、東に由良川、土師川、法川からなる自然の濠に囲まれ、西と南北に武家屋敷と掘がめぐらせたつくりになっていたとか。
ひときわ目をひいたのが、「本能寺の変プロジェクトの全貌」という展示です。
明智光秀が大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公となった2020年は、世の中は新型コロナウイルスによる閉じこもり生活の真っ只中でした。
そこで行われたのが、オンラインなどで全国の人が参加できるプロジェクトです。
その中でも秀逸だったのが、こちらの「ご所属の武将の謀反・下剋上に関する大切なお知らせ」。
最初は、日本史や昔話などのパロディ画像手がけるスエヒロさんがTwitter上に投稿された内容だったそうですが、「福知山光秀プロジェクト推進協議会」が実際に作成し、「本能寺の変 原因説50総選挙」に投票した人の中から130名に送付されたそうです。
また、2022年11月に行われた、将棋の「竜王戦」が行われた部屋が保存されていました。
こちらはフォトスポットになっていて、実際に座って写真撮影することもできるようです。
一番上までのぼると、壁には「福知山城再建資金寄付者芳名板」がかけられていました。
天守閣再建のために、多くの人が寄付されているのがよくわかります。
この場所から見える景色の紹介もありました。北の方角では、遠くは大江山まで見えるようです。
これを見ながら、「あれがこれが」と照らし合わせてみるのも楽しいものです。
実際に北の方角を撮った写真です。
晴れていて、遠くまでよく見えました。これはなかなかに良い景色。
また、2019年に福知山城を常時ライトアップできる機材が寄贈されたということで、幻想的な夜の福知山城を見ることもできるそう。
福知山に宿泊する機会があれば、ぜひ一度目にしてみたいものです。
昭和に入ってから再建されたとはいえ、歴史のさまざまな資料を堪能することができる「福知山城天守閣」。
歴史好きの方であれば、一度足を向けてみても面白いと思います。
基本データ 名称:福知山城天守閣 住所:京都府福知山市字内記5番地 開館時間:午前9時~午後5時 ※入館は午後4時半まで ライトアップ時間:日没~午後10時まで ※変更有 入館料:(一般券)大人330円/子供110円 (共通券)大人900円/子供400円 ※共通券は「福知山市佐藤太清記念美術館」 「福知山鉄道館フクレル」の入館料とセット 休館日:火曜日 ※祝日の場合は翌日 12月28日~31日/1月4日~6日 電話・FAX:0773-23-9564 |

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