京都にある3店舗のうち、河原町店に訪問して宴会コースを注文した後編記事になります。
前編で最後に紹介したのは、厚切りの刺身盛り合わせ。
豆皿に醤油の量の目安が書いてあるのが面白かったです(とりあえず量は「ひかえめ」で)。
マグロ、ブリ、イカともに肉厚で、質は港町や高級店には及びませんがお酒のアテにするなら十分だと感じました。
前編記事の最後に紹介した名物料理、「杉玉ポテトサラダ」。
円筒形の杉の容器に丸いポテトサラダが乗せられ、その上に透明カバーが被せられて提供されます。
杉の容器とカバーは飾りで、ポテトサラダを下のお皿にのせてから割って食べるようです。
杉玉を模した外の緑色はあおさ海苔で、その中にポテトサラダと卵黄が入っていました。
鮨つながりでポテトサラダにはガリ(甘酢生姜)が入っていて、これはこれで良かったのですがどちらかと言えばベーコンやフライドオニオンなど、香ばしい風味のあるものを入れた方が良いように感じました。
次に登場したのは、蒸籠に入った温かい料理。
一瞬、鮨を温めた? と思ったのですが、これは鮨に見立てた鮨シュウマイ。海老の下にはご飯の代わりにシュウマイが入っていました。
メニューを見るとこの海老シュウマイの他に、イカシュウマイ、鰻シュウマイがあるようです。
天ぷらの盛り合わせはこれで二人分。海老、イカ、ナス、サツマイモが入っていました。
杉玉さんは鮨以外に天ぷらも看板にされていて、大根の天ぷらやモッツァレラチーズの天ぷらなどもあります。
塩は二種類、岩塩と抹茶塩が付いてきました。
個人的には天つゆも欲しいのですが、それはワガママということで抹茶塩でぱくり。もちろん揚げたて、火の通り具合もちょうど良かったです。
そしてもちろん鮨もコースメニューのうち。
マグロ、ブリ、玉子の3貫が出てきました。回転寿司のスシローさんと比べると、ネタはかなり厚め。
(お値段も倍くらいするので当たり前と言えば当たり前ですが)
シャリはほんのりと色づいています。
最初は赤酢を使っているのかと思いましたが、風味からするとどうも黒酢とかいくつかの酢を組み合わせているように感じました。
そして実はこの日一番のアタリは、最後に出てきたボンゴレ風うどん。
具材はアサリと干しエビ、塩ベースのタレがかけられ上に水菜がのっている一品ですが、海鮮の旨味と塩味がちょうど良く一気に食べてしまいました。
レギュラーメニューにしたらかなり売れそうだと思うのですが、どうやらコース専用のメニューのようです。残念。
杉玉さんはスシローが培ったノウハウを十分に活用している印象で、スシローさんとはまた違った意味で気軽に使えそうなお店。
次はランチで訪問してみたいです。
基本データ 名称:鮨 酒 肴 杉玉 京都河原町 住所:京都市下京区四条通小橋東入橋本町103-2 KCS四条橋本町B1F 営業時間:(平日)午前11時半~午後2時半、午後5時~午後11時 (土日祝)午前11時半~午後2時半、午後4時~午後11時 (LO30分前) 休業日:なし 電話:075-256-8691 |
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