
西梅田にある「ホテルモントレ大阪」さん、今回は実際に宿泊した部屋を中心に紹介します。

ホテルモントレ大阪さんの客室は、9階~13階の高層階にあります。
各客室フロアのエレベーターホールには、カードキーを持った宿泊者のみが立ち入りできるように、セキュリティ扉が設置されていました。

廊下は絨毯が敷かれており、静かな雰囲気です。 白い壁を照らす光は、どことなく隙間から射しこむ陽の光にも似ています。
客室はコの字型に配置されているようで、エレベーターホールから今回宿泊した部屋までは、ちょっと距離がありました(見落とした?と焦るくらいには)。

宿泊したのは、「ドナウ川を象徴する青をベースにした宮廷風のデザインと、白と金をあしらった家具とのコントラストが美しい」という「ドナウ・クラシック」。
セミダブル、ダブル、エコノミーツイン、ツイン、コーナーツイン、ハリウッドツイン、トリプル、スーペリアルームがあり、今回はホテル滞在時間が短かったため、エコノミーツインに宿泊しました。

ベッドは、シモンズ社製のポケットコイルマットレスを採用。
パジャマはグンゼと共同制作されたという、やわらかな肌触りのオリジナルパジャマ(セパレートタイプ)です。

テーブルの上に置かれていた照明は温かみのある色で、部屋の中を照らしてくれます。
ミネラルウォーターは無料サービス、暑い日にはありがたいサービスです。

伊藤園の緑茶ティーバッグと、ドトールのインスタントコーヒーも無料で利用できました。
もちろん電気ケトルもあるので、お湯を沸かすのには困りません。

マグカップは形が違うので、どちらを誰が利用しているのかわかりやすくなっています。

グラスはテーブルの下の開き戸、冷蔵庫の横に仕舞われていました。

ハンガーは、クリップ付きのタイプも用意されていました。吊るすことを考えると、これは嬉しい。
ただし、スペースの問題でこのような作りになっていると思いますが、横掛けはやはりちょっと掛けにくいですね。

テーブル周りにはコンセントはほぼありませんが、ベッドヘッドのところには増設されていました。これだけあれば十分。

コロナ禍以降、空気清浄機を設置しているホテルが増えましたが、ホテルモントレ大阪さんも全室に標準装備されています。
置かれているのは、加湿機能付空気清浄機(プラズマクラスター搭載)です。

ホテルにしては珍しく、壁掛け時計も設置されていました。アンティーク調で、部屋の雰囲気ともよく合っています。

バス、トイレは一体型。シャワーヘッドには、「美顔器の様なシャワーヘッド」と呼ばれている「ミラブル」が採用されています。
モントレグループには、全国で4ヶ所(札幌、仙台、京都、大阪)スパが併設されているホテルがありますが、残念ながらホテルモントレ大阪さんは対象外。大阪では、大阪城公園に近い「ホテルモントレ ラ・スール大阪」さんがスパ併設です。

シャンプー類は、モントレロゴのボトルに入っていたので、モントレグループの独自ブランドかと思いきや、花王のホテルアメニティブランドのひとつ「REANA(レアーナ)」を使用されているようです(ボトル裏面で確認)。

その他、準備されていたのは、ドライヤー、歯ブラシ、ボディタオル、コットンセット、カミソリ、ヘアーブラシでした。
化粧水や乳液などのアメニティはないので、持参が必要です。

不便だったのは、(ホテルコンセプト上仕方がないと思いますが)製氷機や電子レンジが設置されていないこと。とはいえ、氷はフロントに電話すれば部屋まで届けてもらえますし、温めもフロントで対応してもらえるようです。
ちなみに、かなり大きなアイスペールに、ごろりとした大粒の氷を提供してもらえました。

部屋からの眺めは、なんとトレインビュー。ビルの間から朝日が射しこみ、その中を電車が走る様子はなかなかのものでした。
今回は偶然でしたが、電車好きの方のために「大阪駅が見えるお部屋確約のトレインビューステイ」という宿泊プランもあるようです。

大阪駅の近くには飲食店がたくさんあるので、今回朝食は利用しませんでした。ホテルにゆっくりと滞在したい方は、朝食付きプランを選択するのも良いと思います。

また、8階のパティオ(中庭)を取り巻く回廊に面して、日本料理「隨縁亭」さんや、フレンチレストラン「エスカーレ」さんもあります。
ヨーロッパ風の撮影スポットがたくさんある、「ホテルモントレ大阪」さん。
次回宿泊する際は、じっくりと館内を探索したいと思います。
基本データ 名称:ホテルモントレ大阪 住所:大阪府大阪市北区梅田3丁目3番45号 電話:06-6458-7111 |
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