「古」という名前の理由は、この温泉施設が山代温泉にあった明治時代の総湯(共同浴場)を復元したものだからです。
昔の温泉場は共同浴場を中心として町並みが作られていたとのことで、この古総湯もそのような町並みを再現しており、古総湯は山代温泉の中心とも言える場所に建っています。
交通量はそれほどでもありませんが、古総湯の周囲は全て道路に囲まれておりラウンドアバウトのようになっていました。
古総湯に入って1階は周回できる廊下に券売機、男湯・女湯の入り口、そして2階への階段があります。
入浴料は大人で700円、別の場所にある「総湯」との共通入浴券は900円でした。
1階の廊下の壁には、明治時代の総湯の姿が紹介されていました。
この姿を再現したのが現在の古総湯ですから、こういった資料を見て予備知識を持っているとさらに趣深く楽しめると思います。
昔ながらの入浴を再現しているため、浴室内ではカランやシャワーはなし。
また浴室内では石けんやシャンプーなどは利用不可能です。身体を洗いたい場合はこちらではなく、もう一つの総湯へどうぞ。
温泉のデータ
源泉名:山代温泉 新1号源泉
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
源泉温度:63.2℃
pH:7.8
成分総計:1リットルあたり1.32g
お湯の印象:無色透明鉱物臭、浴感は普通、良く暖まる
お湯の使い方
加温:無し(加水はあり?)
循環:無し
消毒:無し(浴槽内有り?)
浴室内は撮影禁止なので、写真は引用したものです。
内装には明治当時は最先端だったステンドグラスと、当時のままの絵柄を再現した九谷焼の装飾が施されています。
お湯はやや熱めで鉱物臭がある掛け流しで、水面に揺らめくステンドグラスを眺めながらゆったりと入浴することができました。
(引用元 https://yamashiro-spa.or.jp/spa/)
湯上がりは2階の休憩所で一休み。
こちらもおそらく、当時のままの姿を再現したのでしょう。
温泉街の中心部であった総湯を中心とした周囲の町並みを、北陸特有の呼び名として「湯の曲輪(ゆのがわ)」と呼びます。
古総湯の2階から見えるのは現代の山代温泉ですが、その向こうにかつてあった湯の曲輪を思い起こしてみるのもいいかもしれません。
基本データ 名称:山代温泉 古総湯 住所:加賀市山代温泉18-128 営業時間:午前6時~午後10時 (12月~2月)午前7時~午後9時 (1月1、2、3日)午前7時~午後8時 入浴料:大人700円、中人200円、小人100円 休業日:第四水曜日の午前中 電話:0761-76-0144 |

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