今回は夕食の紹介。イカのアップ写真が出てきますので、苦手な方はご了承ください。
夕食は食事処で準備されていました。ご飯はセルフです。
民宿はまとさんの料理は、標準が「船盛付き海鮮料理プラン」。そこに色々なオプション、豪華なものだとフグ・カニ・クエなどが付いていく形になります。
そして今回は、１０月～１２月限定の「アオリイカ活造り」をチョイスしました。
最初の膳はもずくの酢の物、炊き合わせ、食前酒の梅酒とシンプル。
炊き合わせはブロッコリーに聡いも、ねじりこんにゃく、打痕、練り物でした。
時期的（＋価格的）に冷凍物の紅ズワイだと思いますが、小鍋も付いていました。
他の料理が基本冷たいものなので、汁物代わりにちょうどよかったです。
食前酒は梅酒。そして何はともあれビールを注文。
ホテルのレストランなどならともかく、旅館と町中華ではやっぱり瓶ビールでしょう。
そして今回のメインはこちら、アオリイカと刺身。これで二人分です。
アオリイカは丸々一ぱいと、ヒラメが丸々一匹、そして甘エビが舟盛りにされてきました。
この豪快な盛り付けは、海鮮自慢の宿ならでは。
個人的に、イカの中で一番うまいのはアオリイカだと思っています。
特に旬のアオリイカは見ての通りの透明度で、歯ごたえがあるのに甘くとろけるような味。
イカは食感重視のコリコリ派と甘味重視のねっとり派に分かれると思いますが、このアオリイカは二つのいいとこ取りをしている絶品です。
刺身にはやっぱり日本酒でしょう、ということでお店の名前を冠した純米冷酒も注文。
同じ三方上中郡の鳥浜酒造さんが作られているお酒で、すっきりと飲みやすい口当たりのお酒でした。
後から出てきた料理は、サワラの焼き物と茶碗蒸し。
メニューを見回しても肉料理がありませんが、そういうものだと分かっていて予約したのですから問題ありません。
お宿によっては若狭牛の料理が付くところもありますが、ここ常神半島近くの宿は海鮮オンリーの宿が多い印象です。
刺身を食べ終わった後、残ったゲソやミミなどを調理することを「後造り」と言います。
普通はから揚げや天ぷらにすることが多いのですが、そこは気取らない民宿ならではというか、はまとさんではハサミが渡されました。
これでゲソを切り取って刺身にして食べてくださいとのことで、今まで経験したことのないダイナミックな後造りです。
もちろんゲソもミミも美味しくいただきました。
デザートは柿。刀根早生という品種で、渋抜きをした「さわし柿」です。
絶品のアオリイカに初体験のダイナミックな後造りなど、色々と楽しめるボリューム満点の夕食でした。
次回は、はまとさんの朝食を紹介します。
基本データ 名称：みかた温泉 民宿はまと 住所：福井県三方上中郡若狭町遊子１０－５ 休業日：無休？ 電話：０７７０－４７－１７２４ |
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