以前から存在は知っていたのですが、なんとなくタイミングが合わず行けなかったお店に訪問しました。


お店は四条通沿いの北側にあります。東西で言えば富小路通り。
ビルの地下1階にありますが、四条通沿いにも看板が出ているので迷うことはないでしょう。
入り口に並んでいるメニューは食品サンプルが、昔懐かしの大衆食堂の雰囲気をそのままに醸し出していてワクワクします。
通し営業で、営業時間は月~土まで午前11時半~午後11時、日曜と祝日は午前11時半~午後10時半です。

店内はかなり広く、テーブル席がメイン。
モダンな印象ですが、一方でどこか懐かしい雰囲気もあります。
この後紹介するメニューも昔懐かしく、印象が相まってまさに「現代の大衆食堂」という印象を受けました。


こちらはランチメニュー。
ナポリタン、餃子、すき焼き、サイコロステーイ、鶏の唐揚げ、蕎麦(うどん)のセットに焼き魚ネギトロと幅広いメニューがあります。
雰囲気は大衆食堂なのですが、どことなく昔百貨店の上にあった特別食堂を思い出しました。


その上昼間からお酒も飲める、おつまみを含めた一品も注文できると、まさになんでもござれ。
ビジネスランチで訪れてもいい、ランチついでに一杯ひっかけてもいい、昼飲みしてもいいと選択肢の広いお店という印象を持ちました。
個人的にこういうお店は大好きです。

卓上の調味料は、醤油、ラー油、胡椒、酢、唐辛子。

なにはともあれ、まずはビールから。
ビールの銘柄は黒ラベル。ジョッキは350円(+税)ですが、この値段なのでちょっと小さめです。
ジョッキはお店によってサイズが異なるので、瓶ビールの価格と比べて目安にするようにしています。
ちなみにこちらの瓶ビールはサッポロ赤星大瓶で690円+弱なので、大瓶の半分サイズのジョッキかなと推測したところだいたい合ってました。

もつ煮込み到着。390円+税としては十分な盛りです。
味付けはスタンダードな味噌味で、後半で七味を入れるといいアクセントになりました。

ランチタイムということで、ふと目に付いた天盛り蕎麦を注文しましたが、これはちょっと失敗。
蕎麦や天ぷらが美味しくないというわけではなく、ビールに合わないものを頼んでしまったという理由です。
ランチとしてなら十分ですが、ビールと合わせるなら天盛りよりも鴨汁せいろそばの方が良かったかもしれないと後になって反省。

蕎麦は若干白めの更科風、ただそば殻の見た目や風味もあり。
天ぷらは海老の他なす、オクラ、海苔、小さなかき揚げがありました。

追加で白ワイングラス(290円+税)と酎ハイ(190円+税)を注文。
白ワインがクープに入ってきたのはちょっと驚きでしたが、メニューの中にスパークリングワインがあるのでそれと共通のグラスを使っているのでしょう。
(ただ個人的にはクープはあくまでも映えのグラスであり、泡ワインを美味しく飲むなら口元がすぼまっている方がいいと思いますが)
なお酎ハイとは別にウーロンハイ(190円+税)も注文しましたが、値段なりのアルコールの薄さなので次はホッピーでも頼もうかと。

軽めの昼飲みをしていると、確か15時だったと思いますがメニューの交換がありました。
ランチメニューの一部がなくなり、夜用のメニューに切り替わるタイミングがこのあたりのようです。


夜のメニューは和洋折衷なんでもアリで、さらにお値段もお手頃。
今回はどんなお店なのかを偵察するための軽い一杯でしたが、次はきちんと調べて再訪したいお店になりました。
基本データ 名称:大衆食堂 てんぐ大ホール 京都四条通店 住所:京都市下京区立売東町20-1 ステラ四條B1F 営業時間:(月~土)午前11時半~午後11時 (日・祝)午前11時半~午後10時半 定休日:12/31、1/1 電話:075-252-1104 |
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