かのや光楽苑 ⑤朝食はオーソドックスが一番。

 片山津温泉の老舗旅館「かのや光楽苑」さんの紹介、最後となる5回目は朝食の紹介です。

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 かのや光楽苑さんの朝食は、夕食と同じく畳敷きの上にテーブルを配置した食事処「ききょう」で提供されます。
 最初の膳は写真のようなセッティングでした。

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 蓋を開けて、もう1枚。
 箱の中は9マスに分かれて、それぞれに小鉢でおかずが入っていました。

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 おかずの種類は左上から右に、上段が紅白なます、からし舞茸、小さめのがんもどき。
 中段はひじきの煮物、枝豆とオクラの和え物、昆布の佃煮。
 最後に下段が切り干し大根、辛子明太子、薄揚げと菜っ葉の炊いたん。

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 食べてみたらカラシがピリリと効いてご飯のお供にぴったりだったからし舞茸は、かのや光楽苑さんの売店でも大きく売り出されています。

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 ミニサラダはレタスとハム、プチトマト。
 上にはフレンチドレッシングがかかっていました。

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 卵を割ったら温泉卵だったのでひょっとしてと思ったのですが、やはり片山津温泉で作られた温泉卵だったようで、ほのかに源泉の風味がありました。
 味噌汁は小鍋で提供され、具材はアサリ。

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 焼き物は小さめの笹カレイが一人2枚。これはサイズによって変わるのかもしれませんが、固形燃料で炙っていただきます。
 個人的に旅館の朝ご飯に出てくる魚は、塩鮭・鯵の干物と笹カレイの干物が三巨頭だと思っています。

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 漬物は白菜と、それぞれ色が違う面白い小梅が3つ。
 オーソドックスなメニュー構成ながら、それが美味しい。老舗の日本旅館の朝食として相応しい内容でした。

 かのや光楽苑さんは古めの宿ながら、景観と温泉が素晴らしく料理も美味。
 2024年からは源泉かけ流しの展望風呂付客室も完成したとのことで、機会があれば行ってみたいと思いました。


 基本データ
 名称:かのや光楽苑
 住所:石川県加賀市片山津温泉乙64-1
 電話:0761-74-0611



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posted by ウィロー at 11:00 Comment(0)TrackBack(0)湯煙日記(石川)   

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