
明治18年(1885年)創業、京都でいち早くカステラをつくりはじめたという老舗和菓子店「大極殿(だいごくでん)本舗」さん。
今回は、名物「琥珀流し」を提供されている、甘味処「栖園(せいえん)」を利用してきました。

今回訪れたのは、大丸京都店さんの東にある「大極殿本舗本店」さん。
以前は、もう一店舗の「大極殿本舗六角店」さんにのみ、甘味処があったそうですが、2019年にこちら本店にも甘味処「栖園」がオープンしたそうです。

暖簾をくぐるとまず持ち帰り用の和菓子が販売されているショーケースが並んでおり、甘味処「栖園」は奥の細い通路を進んだ突きあたりにあります。
利用したのは、日曜日の午後2時頃。運良く待ちは発生していませんでしたが、席に案内されるまでしばらく待ちました。
ちなみに、午後3時前になると、この細い通路が人であふれていました。タイミングは大切。


「琥珀流し」一択で来店しましたが、季節柄「かき氷」もメニューに並んでいました。
暑い日だと、かなり心惹かれるラインナップです。


その他には、「抹茶」または「煎茶」と「干菓子」または「生菓子」のセットや「わらび餅」、「ぜんざい」などもあります。

「琥珀流し」は、月変りでみつが変わります。

今月は「ペパーミント」、本店では限定の「赤紫蘇」を選ぶこともできます。

人が多かったので店内の写真はありませんが、奥には光が射しこむ坪庭があり、落ち着いた雰囲気です。
店内はそれほど広さはなく、お茶の時間になると混み合うのも納得。

席に案内されると、冷たいお茶を提供されました。
暑い中を歩いてきたので、これは嬉しい。ゴクゴクと飲み干してしまいました。

注文したのは、「琥珀流し(ペパーミント)」850円(税込)です。
7月限定でサイダーがついてきます。このサイダーが甘すぎずサッパリとした味わいで美味しい! 甘めの琥珀流しを半分ほどいただいた後、サイダーを入れることで味の変化も楽しめます。

上に乗っているペパーミントのゼリーは、もっちりとした食感。爽やかな風味が、夏らしくてたまりません。
一方、下の寒天はやわらかく、つるんっとした食感です。この食感の違いがまた面白い。

こちらは「黒みつミルク」1,050円(税込)、あらかじめ黒みつとミルクはかけられていましたが、追加分も添えられていました。これは嬉しい。

さらにこちらは「抹茶と干菓子」650円(税込)です。

抹茶は暖かいもので、干菓子は表面を固められたゼリー状のものと落雁でした。抹茶にはとても合う品物だと思います。

季節に合った和菓子をいただくことができる、「大極殿本殿本舗」の甘味処「栖園」さん。
8月の「琥珀流し」の「冷しあめ」も魅力的ですし、「ぜんざい」もぜひいただいてみたいもの。またぜひ足を運びたい思います。
基本データ 名称:大極殿本舗 本店 栖園 住所:京都市中京区高倉通四条上る帯屋町590 営業時間: (販売)午前9時半~午後6時 (喫茶)午前10時~午後5時(LO) 定休日:水曜日、不定休 ※祝日の場合は臨時営業有 ※公式インスタグラムにて確認できる場合有 電話: 075-221-3533 |
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