後編はコース料理の紹介。
今回はコースなので突き出しはありませんが、単品メニューを頼んだ場合は突き出し(390円)があります。
運ばれてくるのを見ましたが、突き出しの内容は佐々木酒造さんの日本酒が一杯、それとゴマ豆腐にイカの和え物がついていて、これで390円ならむしろ安いのでは? と思わせる内容。
前編と同じ写真ですが、飲み放題メニューと料理メニュー。
今回注文したのは4,980円のコースで、佐々木酒造さんの日本酒が大吟醸を含め大部分飲み放題、ハイボールにニッカセッションがあるなど、値段設定バグってるんじゃないかと思うほど豪華な飲み放題ラインナップに釣られて予約しました(笑)。
前菜のおばんざい5種の次には、生ハムととろとろ卵のシーザーサラダ。
生ハムの塩味とドレッシングの酸味のバランスが良く、つまみとして好適。合わせるならハイボールでしょうか。
お造り6点盛りは、奥の左からカンパチ、カツオ、タイ、サーモン、シマアジ、手前右は失念。
コースの場合は一人一切れでした。
刺身が来たということで、ここで日本酒を召喚。和らぎ水も一緒に付いてきます。
スタッフさんが席まで一升瓶を運び、その場で注いでくれます。注文1回あたりの量は130mlなので、だいたい7勺といったところ。
アルコール度数で言えば、これだけでビールの350缶は超えているので飲みすぎにはくれぐれも注意のほどを。
せっかくの飲み放題ということで貧乏性が働き、主に高いお酒を中心にいただきました。
家人と私の感想になりますが、飲んだ中で一番美味しかったのは「聚楽第純米吟醸 生原酒」、次点が「聚楽第純米吟醸 原酒超辛口」。
要するに原酒好きということです(笑)。なおこの二つは聚楽第さんのお店限定のお酒だそうです。
京鴨のたたき。長ネギと一緒に焼かれ、柚子胡椒がそえられていました。
中がほどよくレアになった鴨肉は柔らかく、これは美味しい一品でした。
続いて、炉端焼き3種盛り。
何が来るかと思ったら、全て野菜で茄子・山芋・椎茸。薄味なので少しだけ塩を振りかけていただきました。
これも日本酒にぴったり。
揚げ物三種盛り。
ポテトフライ、鶏の手羽と右側は大根。こちらにも柚子胡椒が付いていました。
もちろん揚げたてで味も良かったのですが、欲を言えば唐揚げはこのタイミングではなく最初のあたりに持ってきてもらえれば、最初はビールやハイボール、その後は日本酒という組み立てができてなお良かったと思います。
続いて京風だし巻き。
焼かれてからそれほど時間が経っておらず、温かい状態で提供されました。もちろんこれも美味しい。
〆のざる蕎麦、と日本酒。
蕎麦に日本酒を合わせるのは大人の嗜みだと思うのですが、なかなか本格的な蕎麦屋さんで嗜む度胸がなく、ここならよろしかろうと思った次第です。
蕎麦は白さが際立つ更科系で、香りはそれほどありませんが上品な食感。
コースのボリュームはそこまで多くないので、小食の方でも完走できると思います。逆に男性では少し物足りなく思うかもしれませんが、その分は充実の飲み放題で釣り合いが取れていると思います。
デザートはブラウニーの生クリーム掛け。
濃厚なチョコ味ですがポーションは小さいので、最後の逸品としてはちょうど良かったです。
オープン間もない頃に訪問したので、オペレーションには多少の粗も見られましたがそれは今後の改善に期待。
ともかく飲み放題の充実っぷりが半端ないお店なので、日本酒好きの方はぜひ試してみてください。
基本データ 名称:京都駅前酒場 聚楽第 住所:京都府京都市下京区中居町112-2、112-4 営業時間:(月~金)午後4時~午後10時半 (土日祝)午後2時~午後10時半(LO30分前) 休業日:なし 電話:050-5448-5465 |
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