樫原(かたぎはら)の府道67号線沿いにあるお店で、九州で有名なうどん屋さん「ウエスト」さんの別業態。
ウエストさんはうどんや蕎麦の他、焼肉、中華、カフェなどを展開しています。

駐車場は店の前にありますが、混雑時は見ての通り満車。
メインがそばなので客の年齢層が高く、また公共交通機関が便利ではない場所なこともあって、車で訪れるお客さんが多いと思われます。
オープンからけっこうな時間が経っていると思いますが、近くに似たようなお店がないこともあり高い人気が続いているようでした。


店内はかなり広めで、50-60席くらいあったと思います。
中央のカウンター席を囲むようにテーブル席があり、奥には半個室のような席もありました。
1枚目の写真は、店内にある順番待ち席です。



メニューの一部を紹介。
生そば あずまさんの特徴は、蕎麦メニューは全て「1玉~3玉」が同一価格で選べる、という点です。これはカツ丼や親子丼のセット蕎麦にも適用されますので、カツ丼セット+蕎麦3玉というボリュームのある組み合わせも可能。
調べた情報によると一気に3玉ではなく、例えば最初に2玉で後に1玉という注文もできるとのことでしたが、店内でそういう注文は聞こえなかったので今もできるかは不明です(試してみようかと思ったのですが、店内が忙しそうだったのでやめておきました)。
今回の注文はかきあげ天+ざる蕎麦の「かきあげ天盛り」。蕎麦はせっかくなので3玉で。

卓上の調味料は醤油、塩、七味。
ゆず胡椒やそば湯は注文して持ってきてもらう形です。

かきあげ天盛り、到着。
こちらに訪問したのは3回目くらいだと思いますが、毎回迫力のビジュアルです(3玉注文しているからですが)。

皿の奥側に箸を置いて、大きさ比べ。
遠近法で多少箸が小さく見えていますが、それでもこれで蕎麦のボリュームは良く分かるのではないでしょうか。

かき揚げは幅こそ少し大きいくらいですが、高さがあるのでこれも大ボリューム。
こんなに大きいと火の通り加減が難しいと思いますが、表面も中もちょうど良い火の通り具合になっているのはさすがの技。
もともとがうどん屋さんで天ぷらも出しているので、そこからの積み重ねなのでしょう。

かき揚げはタマネギメインで海老、イカ、青菜など。
さすがにこのままかぶりつけないので、箸で小さく割りながらいただきました。

蕎麦はやや白めで更科に似ていて、香りや風味はおだやかでつるつるとした喉ごしでした。
1玉の量はそこまで多くはなく、蕎麦ということもあってあっさりと食べられてしまいますが、3玉+かき揚げがあれば十分お腹いっぱいになれます。


そば湯の濃さは普通。
蕎麦つゆが徳利ではなく蕎麦猪口に入っていたので、蕎麦を食べ終わったあとの蕎麦つゆを失礼して湯飲み茶碗に移してから、蕎麦猪口に適量入れてそば湯と合わせることにしました。

あずまさんは夜には居酒屋になるようで、博多名物のもつ鍋の他200円、300円など均一価格の小皿メニューがずらりと取りそろえられていました。
お酒も安めなのでここで飲むのも面白そうですが、場所が場所だけにあまり夜に来られそうもないのが残念。
もし近くの方がいたら、試してみてはいかがでしょう。
基本データ 名称:生そば あずま 住所:京都市西京区樫原里ノ垣町20-1 営業時間:午前11時~午後10時 定休日:水曜日 電話:075-754-7266 |
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