京都新阪急ホテル ③朝食は「美濃吉」さんで

 「京都新阪急ホテル」さんの紹介、今回は朝食です。

 朝食はレストラン「ブールヴァール」の和洋ビュッフェか、京懐石「美濃吉」で京の朝膳のどちらかを選べます。
 朝食付きプランの場合チェックイン時に券が渡され、朝食時にどちらでも選べるようになっていました。

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 今回は美濃吉さんの和食を選びました。
 美濃吉さんはホテルの地下1階にあり、入り口には朝食で提供される和食の写真。
 「京の和膳」という名前からだいたい想像はつきますが、だいたいのメニュー内容を写真で掲示してもらえるのは分かりやすいです。

 なお朝食時間は午前7時~午前10時で、ラストオーダーは午前9時半でした。

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 京町家のようなたたずまいの入り口をくぐると、中はテーブル席。
 美濃吉さんは享保元年(1716年)に創業した京料理の老舗で、中でも川魚料理を名物としているそうです。
 本店の「竹茂楼」さんは、地下鉄の東山駅と蹴上駅の間くらいにあります。

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 席に着くと、まずはお茶とおしぼり。
 朝食のメニューは一つのみなので、食事券を渡してしばし待ちます。

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 ややあって、彩り豊かな京の和膳が運ばれてきました。

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 小さめの八寸の中には、温泉卵、鮭の塩焼きと鴨ロース、ちりめん山椒、ゴボウの和え物。
 季節柄、青モミジが飾られています。
 鮭の塩焼きは塩加減ちょうど良く、鴨ロースはしっとり柔らか。物珍しい食材はありませんが、一品一品が丁寧に作られ選ばれている印象を受けました。

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 京都らしい生湯葉、小松菜とお揚げの炊いたん。

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 冷鉢には茄子とパプリカ。
 茄子は中まで柔らかで、風味の良い出汁が染みこんでいて美味。だしと茄子は相性が抜群です。

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 ごはんのお供に、焼き海苔と漬物。
 京都のことなので漬物は美濃吉さんの自家製ではなく、おそらくどこか有名な漬物屋さんのものを使っていると思います。

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 味噌汁は豆腐、ワカメ、ミツバのシンプルなものでした。

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 生湯葉の小鉢の下には、生麩が入っていました。
 
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 派手さはありませんがどの料理も美味しく、さすがは老舗の京料理と言える朝食。
 一度機会があれば、竹茂楼さんで「一度食べたら、忘れられない味」と評される鯉濃汁(こいこくじる)を試してみたいと思います。


 基本データ
 名称:京都新阪急ホテル
 住所:京都市下京区塩小路通新町東入ル東塩小路町579
 電話:075-343-5300



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posted by ウィロー at 11:00 Comment(0)TrackBack(0)ホテル滞在日記    

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