

京都駅の地下街、京都ポルタの西エリアにあるお店で、名前の通り気軽なフランス料理とお酒のお店ですがランチ営業もやっています。
今回はちょい呑みで利用しました。
なおランチ営業は肉料理がメインで、他にカレーやオムライス、パスタなどのメニューがあり価格帯は1,000~2,000円ほど。
肉料理はサラダ付き、ライスorバゲット付きでお代わり自由。時間は午前11時~午後3時で、平日と土日祝では少し内容が異なります。

フレンチ酒場GOLDさんでは、平日の午後5時までハッピーアワーをやっています。
内容はなみなみスパ(スパークリング)、フレンチサワー、ハイボールが各220円になるというもので、何杯飲んでもこの値段。
ただしランチタイムの終わる午後3時以降に入店した場合は、お通しが付きます(値段失念)。


店内は向かって右側に調理場、その周囲を囲むカウンター席、そのさらに外側にテーブル席という構造。
鰻の寝床とまでは言いませんが、奥に長いつくりになっています。
フレンチ酒場という名前ですが、全体の印象はイタリアやスペインのバル(食堂と酒場が一体になった気軽なお店)です。

店頭にあったアラカルトメニュー。
この中から何品か注文して、スパークリングワインを軽くいただくことにしました。
注文は各席のQRコードで行います。

飲み物はワインが中心で、その他ビール、ハイボール、サングリアなどがあります。
これはその中でもお店の押しらしい、「Because,(ビコーズ)」というブランドのワイン。

何はともあれ、まずはスパークリングで乾杯。
芸術的なほどグラスのフチまで盛られたワインは、注文すると店員さんが席までボトルを持ってきてその場で注ぎます。
なみなみ入れてもらえるのはありがたいことなのですが、忙しい時にそれで手間を取らせるのもな・・・などと思ってしまいました。

訪問時はランチタイム(午後3時まで)を過ぎていたので、お通しのパテとバゲットが付いてきました。
バゲットは焼きたてでほんのり温かく、パテは肉とスパイスの風味が良いかなりの美味しさ。
メニューを探したのですがこのパテは載っていなかったので、これが食べられるのはお通しのみということなのかもしれません。

冷菜から白菜のアチャール。これがまた旨い。
白菜の塩加減もさることながら、どことなく異国の風味がぴったり合っていました。
何のスパイスなんだろうと何口か食べていて、突然思い至りました。おそらくクミンシードを使っていると思います。

グリル料理から長芋。上にはアンチョビソースがかかっています。
焼かれた長芋のさくさくとした食感は良かったのですが、アンチョビが少し塩辛いかな? という印象を受けました。

同じくグリルから、じっくりロースト玉ねぎ。プロヴァンス風香草バターがかかっています。
プロヴァンス風とは? と調べたところ「にんにく・トマト・オリーブ油などを用いる料理が多い」らしく、そういえば少しニンニクの風味も付いていたような。
中までしっかり火を入れた玉ねぎはとても甘く、そこにわずかな塩味とハーブバターが良く合っています。

ここでバゲットを食べ尽くしたのですがパテがまだ余っていたので、バゲット追加。
お代わりバゲットは熱々の状態で運ばれてきました。

最後に紹介するのは、名物の一つらしい「ふわ熱たまごのコンソメロワイヤル GOLD風」
ロワイヤルとは日本で言う卵豆腐のようなもので、スープに浮かべて具材にするそうです。
それをGOLD風に、スープではなく茶碗蒸しのようなアレンジをした料理です。もちろん器ごと熱々なのでやけど注意。

どういう料理かと一言で言えば、「洋風茶碗蒸し」。
卵の生地はチーズが混ぜられたトリュフ風味で、ポルチーニが入っていました。
熱々状態で食べてスパークリングで追いかけるのがたまりません。
フレンチ酒場GOLDさん、普段はなかなか食べないフランスのおつまみとともにワインなどが楽しめるお店。
次の訪問では、今回注文していないメニューも頼んでみようと思います。
基本データ 名称:フレンチ酒場GOLD 京都ポルタ店 住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町902 京都ポルタ B1F 西エリア 営業時間:午前11時~午後10時(LO午後9時) 休業日:12月31日、他不定休あり(施設休館日に準ずる) 電話:075-334-6764 |
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