福井県にある、坐禅修行の道場でもある「永平寺」。最後は七堂伽藍の中でもっとも古いという「山門」、そして少し離れた場所にある「寂光苑」を紹介します。
「山門」は、永平寺の表玄関にあたります。
正面から撮影する場所が見つからず、前回紹介した中雀門から山門の後ろ側を撮影しました。
中国唐時代様式の楼閣門である「山門」は1749年に改築された建築物で、永平寺では最古のものとなります。
楼上には「羅漢堂」があり、釈迦牟尼仏を中心に十六羅漢、五百羅漢が祀られているそうです。
また両側には、仏法の守護神である四天王も祀られていました。
彩りも鮮やかで、見ごたえのある大きさです。
山門中央から上を見あげれば、中雀門を見ることができます。
山門正面から下る先には、「唐門」があります。
「唐門」の写真は、いったん伽藍の外に出てから「寂光苑」に向かう途中で撮影できました。
「勅使門」とも呼ばれ、ご覧の通り門には黄金の菊の御紋が施されています。
唐門の写真を撮った場所からは、写経を納める「報恩塔(納経塔)」(上の写真)、全国の信徒から納められたご位牌が安置されている「大祠堂殿(祠堂殿・舎利殿)」(下の写真)」も撮影ができました。
祠堂殿では、納骨や供養などの法要が毎日行われているそうで、訪れた日も厳かな雰囲気で法要が行われていました。
伽藍内を拝観した後は、永平寺川に沿って上流へと進みます。
少しばかり坂道になってはいますが、途中には小さな滝などもあり、自然も満喫しながら散歩するにはお勧めです。
先にあるのは「寂光苑」、道元禅師生誕八〇〇年と七五〇回大遠忌の記念事業のひとつとして景観整備された場所です。
木々に囲まれた苑内には、自由に入ることができるようになっています。
苑内には、出家の志を立てた道元禅師の姿を現す「稚髪(ちはつ)像」をはじめ、「明全塔」「如浄塔」など道元禅師を偲ぶことができる像や塔が並んでいました。
目をひいたのは、こちらの「鐘楼」です。
伽藍内をめぐっている時に、「どこからか鐘の音がするな」と思っていたのですが、こちらの鐘だった様子。ひとり二回まで自由に撞くことができます。
山々に囲まれた厳かな雰囲気の中にたたずむ、曹洞宗大本山「永平寺」。
不思議と心落ち着くこの場所には、また坐禅などを体験するために訪れてみたいものです。
基本データ 名称:曹洞宗大本山 吉祥山 永平寺 住所:福井県吉田郡永平寺町5-15 拝観時間:午前8時半~午後4時半 ※午後4時までに要来寺 ※季節によって変更有 祈祷受付時間:午前9時~午後5時 拝観料:大人700円/小中学生300円 電話:0776-63-3102 |

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