「梅小路公園」には3ヶ所の梅林があります。
見頃だったのは「大宮南入口」に近い「東側梅林」、早咲きから遅咲きまで揃っているエリアです。
こちらは、園内では一番の早咲きだという「八重寒紅」、豪華な花びらをした紅の梅です。
訪れた時には地面に花びらが散り落ちていたので、そろそろ終わっている頃かもしれません。
一番見事な見頃を迎えていたのは、大輪の花が艶やかな「大盃」。これぞまさしく満開という雰囲気です。
遅咲きの「新平家」「白加賀」は、少しずつ蕾がふくらみ始めていたので、そろそろ見頃を迎えていそうです。
こちらは、JRの線路沿いにある「南側梅林」です。
JR京都駅から大阪方面または亀岡方面をつなぐ電車に乗っていても、北側の車窓から見事に色合いの梅林を目にすることができます。
南側梅林は遅咲きが多いとのことでしたが、思っていた以上に花が開いていた印象です。
この場所の特徴は、何といってもJRの電車と梅林を一緒に撮影できるところ。やはり同じことを考える人が多いのか、電車が通るのを見越してカメラを構える人の姿が多く見受けられました。
そしてこちらが、「芝生広場」をはさんで「京都水族館」の反対側にある「北側梅林」です。
印象としては、こちらが一番開花が遅い雰囲気。陽のあたり具合なども関係しているのでしょうか。
ところ変わって、こちらは2月の上旬に七条堀川付近を散歩していた時に通りかかった、真宗興正派本山「興正寺」。ほのかな香りに誘われて、境内に足を向けてみました。
堀川通に面した三門の奥には、左右に紅梅と白梅が植えられていました。
香りに誘われる人も多いのか、この日は堀川通から七条通からと次々と境内に立ち寄る人の姿が多かったです。
紅梅と白梅がほぼ同時に同じような開花状況になるのも、珍しい気がします。
思いがけない場所で、素敵な梅見を楽しむことができました。
暖かかったり寒かったりと、いまひとつ気温が安定しない今日この頃。
京都市内では「城南宮」、府内では「三室戸寺」の梅も気になるところです。しばらく天気がぐずつく日が続くようですが、梅が見頃な内に青天が訪れたら、また出かけてみたいと思います。
基本データ 名称:梅小路公園 住所:京都市下京区観喜寺町56-3 定休日:なし 電話:075-352-2500 基本データ 名称:真宗興正派本山 興正寺 住所:京都市下京区七条上ル花園町70 拝観料:境内自由 電話:075-371-0075 |
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