京都市内のあちらこちらで、梅が咲き始めたという話を耳にした2月中旬、キレイに晴れ上がった日を選んで散歩にでかけてみました。
まずは、梅苑「花の庭」公開中の「北野天満宮」から。
「一の鳥居」の前には、桃色と赤色の大きなのぼり旗が立てられていました。
梅苑は一の鳥居から「楼門」へと続く参道の左手に広がっています。
ただし、梅苑の入口は楼門のさらに先、「三十六歌仙」の額が掲げられている「絵馬所」の近くにあります。
まずは青天に映える「楼門」をくぐり、手を清めるために「手水舎」へと向かいます。
北野天満宮の手水舎は、今回も花でいっぱいでした。
期間限定で始められたこちらの花手水、好評だということで現在も継続されていて嬉しい限りです。
手水舎の手前にいる、赤目の撫牛もうっすらと咲き始めて白い梅の花に囲まれていました。
訪れた時、梅苑以外で一番キレイに咲いていたのは「宝物殿」前です。
白い花と紅の花が重なり合い、少ない花ながらも美しい色合いを楽しむことができました。
赤目の撫牛がいる場所から左方向へまっすぐと進むと、梅苑の入口があります。
コロナ禍下においては、お菓子は持ち帰り限定など、さまざまな制限がありましたが、それも解除された様子。
3月17日までの金曜日・土曜日・日曜日の日没後からは、ライトアップも行われています。
3月9日(土)には、「曲水の宴」も行われるようです。
観覧料(「北野天満宮文道会館」で前売券が販売されているようです)が必要ですが、一度平安の雰囲気を味わってみたいものですね。
この日は、梅苑受付前で老舗の和菓子店「老松」さんの「甘酒」300円(税込)も販売されていました。
暖かい日寒い日が交互の続く今日この頃、ほんのりとした酒粕の香りが寒い日にはもってこいの一杯でした。
甘酒の横では、北野天満宮梅苑御用菓子「管公梅(5包)」1,100円(税込)と、同じく梅苑やもみじ苑の茶店で提供されている梅昆布茶「香梅煎(10袋)」540円(税込)も販売されていました。
個人的に北野天満宮で一番好きな「三光門」を通って、本殿へと進みます。
この時「飛梅」はまだまだ蕾の状態でしたが、1週間ほど前に開花したそうです。
本殿北側の「老松社」あたりもお気に入りの梅スポットですが、この時は花開いている場所もあれば、まだ蕾が多い場所もある状態でした。
京都市内有数の梅苑がある「北野天満宮」、数日前には花弁の中に赤と白の入り混じった不思議な梅「思いのまま」が梅苑で開花しているそうです。
ここしばらく雨や曇り空の日々が続きますが、青空が見えたタイミングでまた外に出かけてみたいと思います。
基本データ 名称:北野天満宮 住所:京都市上京区馬喰町 開門時間:公式ホームペーシにて確認 拝観料:境内自由 ※「梅苑」「御土居」公開時 それぞれ入場料必要 社務所・授与所受付時間 :午前9時~午後4時半 祈祷受付時間:午前9時~午後4時 電話: 075-461-0005 |
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