先日、大原にある別の民宿「大原山荘」さんの紹介記事を書いたのですが、その続編のようなものです。
大原山荘さんと今回の大原の里さん、どんな違いがあるのかを個人的な感想で書いてみます。
大原の里さんは、京都の中心部から1時間弱の場所。大原には数軒の宿屋があり、その中の1軒です。
どちらも民宿ですが、外見や部屋については大原山荘さんの方がリニューアルされていることもあり、きれいだと思います。
お風呂はいずれも温泉ですが、大原の里さんには名物の「露天五右衛門風呂」があり、大原山荘さんには源泉風呂があるというそれぞれに特徴があります。湯元は大原山荘さんのようです。
浴室全体の綺麗さについては、リニューアルされている大原山荘さんの方に軍配が上がると感じました。
ここからは夕食の紹介。
大原の里さんも大原山荘さんも、基本のメニューは「地鶏の味噌鍋」。
鶏肉の量や野菜の種類・量については、大きく変わるところはないと思います。
お酒のメニューもそこまで変わりません。
ただこれまで数回訪問した経験から言うと、大原の里さんの方がお酒の品切れ品が多い印象でした。
一方で、大原の里さんの大きな特徴はおばんざい。
夕食時にご飯やお茶がセルフサービスなのは両方の宿屋で共通ですが、大原の里さんではそれ以外に写真のおから、厚揚げ豆腐の煮物、豆やひじきの煮物もセルフで食べ放題になっています。
このため鍋の具材やボリュームは似ていても、食事の満足感は大原の里さんの方が上という印象です。
肝心の料理の味は甲乙つけがたく、その点は心配無用です。
部屋、温泉、お酒の品揃え、料理のボリュームなどでそれぞれに特徴のある二つの宿。
価格帯も同じくらいなので、好みに合わせて選ぶのが良いでしょう。
次回の記事は、大原の里さんの朝食と隣接する「味噌庵」の紹介です。
基本データ 名称:大原の里 住所:京都市左京区大原草生町41 休業日:無休 電話:075-744-2917 |
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