公式サイトによると、こちらで提供される蘭州牛肉麺は、清朝からの歴史があるとのこと。
牛骨を使ったあっさり清湯ラーメンが特徴です。
お邪魔したのは京都四条河原町本店。
京都市にはこちらを始め4店舗あり、2023年の12月には京都の北白川にカフェと融合したラーメン屋さん「Cafe&Ramen KANRAN」がオープンしたそうです。
店内はスタンディング席とテーブル席。
カウンターが立ち席というのは、なかなか珍しいお店です。
もう一つ珍しいのは、こちらの会計システム。
確か以前は食券制だったはずですが、今は席に置かれたQRコードで注文→入口の端末で後生産、という形に変わっていました。
余計なことかもしれませんが、入口の会計が無人で大丈夫かなどとも思ってしまいます。
卓上には、甘蘭牛肉麺のパンフレットが置いてありました。
「新中華 近日公開」というコーナーには多くの中国料理メニューがあり、これらは今後甘蘭牛肉麺さん(もしくはその派生のお店)で提供されることになるのかもしれません。
麺は4種類の中から選べます。
今回は細麺をチョイス。中太麺が本場では良く選ばれているとのことでしたが、そういえば仕事で中国へ行った時はだいたいが中太麺だった覚えがあります(もしくは平麺)。
Googleマップ、食べログ、インスタで口コミや投稿を行うと、小皿料理がもらえるサービスもあります。
牛肉麺到着。その名前の通り、牛骨からダシを取った澄んだラーメンです。
具は大根、牛肉チャーシュー、パクチー、ネギ、煮卵、そしておそらくラー油も具のうちでしょう。
以前に食べた経験から、牛肉チャーシューは1枚にしました。
その方がかなり安くなるのもありますが、こちらの主役は麺とチャーシューではない別の物だと感じたからです。
注文した通り、麺はかなりの細麺。
ただ博多ラーメンなどとは違い、加水率はそこそこあるツルツルした麺でした。
この麺は手打ちで、細麺であってもコシはしっかりしています。
具のメインは大根と牛肉。
牛肉は柔らかく味も染みていますが、そこまで脂がないのでパサパサ感も感じてしまいます。
こちらのラーメンの主役は、牛肉よりも・・・
これだと思います。大根。
牛骨スープで煮た大根はなかなか味わい深く、正直このラーメンに牛肉のチャーシューはいらないんじゃないかと思うほど。
その大根単品の小鉢料理は、個人的にマストだと思っています。
ラーメンの味変は、卓上の黒酢で。
かなり風味が強いので、最初は少しずつ加えた方がいいと思います。
日本のラーメンとはかなり方向性が異なる牛肉麺、パクチーが苦手でなければぜひどうぞ(なお、パクチーを抜くこともできます)。
基本データ 名称:甘蘭牛肉麺 京都四条河原町本店 住所:京都市下京区四条通河原町東入真町88 営業時間:午前11時~午後11時 定休日:無し 電話:- |
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