今回は御宿野乃さんの朝食を紹介。かなり豪華で品数豊富な朝食なので、前後編に分けて前編はどんなメニューがあるか紹介します。
御宿野乃さんの部屋数は470室ほどあり、かなり大箱のホテル。
そのため食事処も広く、客が混み合わないように料理は余裕を持って並べられていました。
お盆と箸を持って料理をとっていくビュッフェスタイルですが、数種類の小皿が用意されているのはありがたいです。
まずはドリンクコーナー。
ドリンクバーを含め、おおよそのドリンクは一通り揃っています。暖かい焙じ茶の香りや風味が良く、良い茶葉を使っていることが分かりました。
冷蔵庫の中には(たぶん)自家製のプリン、ヨーグルト各種、乳酸菌飲料、ミルクレープやケーキなどがありました。
ここだけでもかなりの種類がありますが、まだまだこんなものではありません。
漬物は「ぎおん川勝」さんのものが提供されています。
すぐき漬け、キャベツ漬け、しば漬け、石段漬け(柚子風味の大根漬け。石段というのは、八坂神社の石段に由来)、八坂漬けと日の菜漬けなど。
ずらりと並んだ小鉢のおばんざい。
ふきの煮物や金平牛蒡、温泉卵、九条葱のぬた、筍の土佐煮など。一つ一つのポーションは小さいので、色々なものを選ぶ楽しみもあります。
南禅寺蒸し。
茶碗蒸しに似ていますが、ベース部分の卵液に豆腐が入っている点が異なります。
目玉メニューの一つになっている揚げたての天ぷら。
夕食のビュッフェに天ぷらというのはたまに見ますが、朝食では珍しいと思います。
内容は海老とカボチャ、シシトウ、万願寺唐辛子などでした。
和食のおかずは、鮭の塩焼き、鰆の西京焼き、大根と鶏肉の煮物、だし巻き卵など。
おそらく目玉メニューその2、牛肉煮込み。
どこの肉とは書いていませんでしたが、食べた感想は上等な牛丼といった感じで、かなり良い肉を使っていると思います。
もちろんご飯にも良く合い、これだけで白米がガンガン進みます。
サラダはレタスミックス、オニオン、スナップエンドウ、トマト、ポテサラなど。
ユニークなところとしてはツナ&アボカドがありました。
パンは食パンの他、デニッシュ、ミルクパン、クロワッサン。
フルーツは小さくカットされていて、パイナップル、グレープフルーツ、オレンジなどがありました。
メニュー全体を見ると、どちらかと言えば和食の方が多い印象でした。こちらの食事処の名前が「旅籠」、そして京都らしいメニューということで、和食が中心になるのは自然なことだと思います。
基本の洋食メニュー。
スクランブルエッグ、ウィンナー、フライドポテト、エビフライ。
このエビフライがかなり太く、人気の品のようでした(私ももちろん撮りました)。
洋食メニューその2。
鶏の唐揚げ、キャベツメンチカツ、目玉焼き。微妙に崩れた目玉があるのはご愛敬。
朝食の名物メニュー、たぶんその3。
「ゆば庄」さんのくみ上げ湯葉や紅ズワイガニ、イクラ、マグロなどで湯葉海鮮丼を自作することができます。これは贅沢。
他に定番メニューももちろんあり、ご飯はこれまた京都の定番である八代目儀兵衛さんのもの。
この時には、白米以外にも筍ご飯がありました。
次回、朝食の後編は実際に取ってきたメニューを紹介します。
基本データ 名称:天然温泉蓮花の湯 御宿野乃 京都七条 住所:京都市下京区材木町491 休業日:無休 電話:075-365-5489 |
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