ドーミーイン系列のお宿には天然温泉を利用した大浴場が多くありますが、こちらも例外ではなく「天然温泉 蓮花の湯」と称した温泉があります。
ただ自家源泉というわけではなく、大阪府北部にある能勢アートレイク温泉からの運び湯です。


野乃さんの大浴場は、長い廊下を進んだ先にあります。
途中には無料のマッサージチェアも用意されており、風呂上がりにもみほぐしでくつろぐことも可能です。


男性・女性それぞれ大浴場が一つずつ。朝晩での交代はなく、それぞれ浴場は固定です。
また大浴場入口近くにはランドリーコーナーがあり、女性専用のランドリーが別に用意されていました。
こういう配慮はさすが大手ホテルチェーン。

浴室内のアメニティも完備されていました。

温泉のデータ
源泉名:能勢アートレイク温泉
泉質:アルカリ性単純温泉
源泉温度:28.7℃
pH:9.5
成分総計:1リットルあたり0.32g
お湯の印象(共通):無色澄明無臭、少し滑らかな浴感
お湯の使い方(推測を含む)
加温:有り
循環:有り
消毒:有り・消毒臭はほぼ検知せず

大浴場の利用可能時間は、チェックインの午後3時からチェックアウト1時間前の午前10時まで。
夜通しの利用が可能ですが、サウナは午前1時~5時のあいだ休止です。
男女浴槽の主な違いは、男湯にはドライサウナ及び強冷水風呂(本気で冷たい)、ホットベンチ、打たせ湯があり、女湯にはナノスチームサウナがある点です。

ここから2枚は浴室内なので、ホテル公式の写真を引用します。
天然温泉はアルカリ性単純温泉で、運び湯・加温循環しているためそれほど浴感はありませんが、消毒臭も感じず快適に入浴ができました。
大浴場には様々なお風呂がありますが、個人的な好みは瞑想の湯と名付けられたヒノキ風呂。
照明が落とし気味になっており、またお湯の温度がぬるいのでのんびりと浸かることができ、瞑想するにはもってこいの場所です。

男性用のドライサウナの写真。
ドライサウナはかなり熱めの、いわゆるストロング設定。
それ以上にびっくりしたのが水風呂で、強冷水風呂の名前に恥じず温度設定は12~13度くらい。いつもの水風呂と同じように浸かろうとして慌てて飛び出る人もいたくらいでした。

野乃さんのもう一つの特長は、広く充実した湯上がり処。


こちらには冷水だけではなく、アイスキャンディーまで置いてありました。
アイスキャンディーの提供時間は午後3時から午前1時までで、その後午前5時~10時には乳酸菌飲料に変わります。
多彩なお風呂とかなり本気のサウナ&水風呂、広い湯上がり処や無料のマッサージチェアなど、充実した設備が野乃さんの魅力。
次回の記事は夜のお楽しみ、夜鳴き蕎麦について紹介します。
基本データ 名称:天然温泉蓮花の湯 御宿野乃 京都七条 住所:京都市下京区材木町491 休業日:無休 電話:075-365-5489 |
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