今回は期間限定商品の「まぜそば」を試しにお邪魔しました。
お店は2023年7月に敷地内移転された吉祥院本店さん。
以前は国道に面した場所に建物がありましたが、今は国道から少し奥まった場所に移転されました。
当たり前ですがお店はどこもピカピカ、白木が映えます。
お店の公式サイトによると、駐車場は37台、座席数はテーブル62+カウンター18の合計80席。
また全席・全時間禁煙です。
こちらは通常のメニューと、平日11時~17時までのランチメニュー。
そして今回注文するのは、この期間限定商品「濃厚魚介まぜそば」。
まぜそばというと名古屋発祥で有名なお店があり、京都にもその流れを組むお店がありますが、はたして横綱龍まぜそばはいかに。
なおPOPにも書いてありますが、〆飯は付いておらず別売りとなっています。
テーブル上の調味料は以前と変わらず、餃子のタレ、ラーメンのタレ、ラー油、黒胡椒、そして入れ放題のネギとニントン(ニンニクと唐辛子の練り調味料)。
ラーメン屋さんごとに胡椒には特徴がありますが、横綱さんではピリッと刺激のあるブラックペッパーが使われています。
「まぜそば」登場。ぱっと見で、名古屋発祥のまぜそばとはかなり違うことが分かります。
具は唐辛子っぽいものが少し入った挽肉、海苔、刻み玉ねぎ、フライドオニオン、青ネギとモヤシ。
麺は少し太いこともあってか、普通のラーメンと比べて提供まで少し時間がかかりました。
別角度からもう一枚(ネギ増し済)。
名古屋のまぜそばと比べると、スープの濃さは少し薄く量は多め。
スープを一口味わうと、確かに濃厚魚介豚骨なのですがラーメン横綱さんのスープの印象を濃く残した感じで、オリジナルと比べてかなり甘めに感じました。
この時点で、なるほどこれは「横綱流」まぜそばだと理解。
となれば横綱さんのラーメンには欠かせない、酢とニンニクもスタンバイ。
(最初からテーブルには置いてないので、店員さんにお願いして持ってきてもらいます)
まぜそば系はどうしても、混ぜた後があまりキレイな写真にならないのですが、こんかいは頑張ったと思います。
しっかり混ぜてから一口。
ベースは横綱さんの甘味を残したライト豚骨醤油を少し濃くして、そこに魚介風味を加えたスープという印象でした。
麺はこの商品用の特製で、確かにスープを良く持ち上げるようになっていて絡みも上々。オリジナルと同じような味を想像して食べると疑問符が付いてしまうかもしれませんが、これはこれとして食べればなかなか完成度が高いと思います。
入れ放題のネギをさらに足したり、味変に酢・ニンニク・ニントンを足すもよし。
ベースの味がかなり優しいので、その人の好みにより尖った方向に少しずつ変えていきながら食べるのが良いと思います。
一つだけ困ったことが、追い飯について。
専用の追い飯がないのでご飯を単品で頼んだのですが、麺を食べ終わった後のスープと具の量は、ライス小の半分でちょうどよくライス小1杯では少し多すぎました。
メニューが煩雑になるかもしれませんが、まぜそば専用の追い飯でライス小の半分というメニューがお手頃な値段であれば、多くの人が注文するのではないかと思います。
横綱さんのまぜそばは、名付けるのなら横綱オリジナルの魚介豚骨。
9月から始まっているのでいつ終わるか分かりません。気になった方は試してみてはどうでしょう。
基本データ 名称:ラーメン横綱 吉祥院本店 住所:京都市南区吉祥院這登西町30-8 営業時間:午前11時~翌朝午前5時(LO午前5時) 休業日:元日 電話:075-672-6330 |
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