
日本最古の花街「島原」にある、落ち着いた雰囲気のお店「魚河岸 宮武」さんの紹介です。
今年(2023年)一度ランチで利用させてもらったことがあるのですが、連れの希望で再訪となりました。

最寄り駅はJR丹波口駅、京都中央卸売市場の横を通り、島原住吉神社の鳥居の前を通り、すぐ南へ。徒歩3分ほどで到着します。
外観は、お店とは気づきにくいたたずまいです。入口横かけられた営業中の札と、通り沿いに出ているメニューが目印になっています。

到着したのは午後12時半頃。カウンターは満席で、3組ほどの待ちが発生していました。
ウェイティングリストは、(入口の扉前に置かれていない場合)店内入って右手にあるカウンターの横に準備されています(お会計をする場所)。到着したら一度お店の中に入り、名前を書いておきましょう。

今回はお座敷に案内されました。4人~5人ほどが座ることがでるテーブルが4卓あり、掘りごたつ式になっているのが嬉しいところ。
お座敷席は相席になる場合が多いので、スタッフの方の案内に従って座ることになります。

訪れた日のランチメニューです。
「本日の日替御膳」の内容は、当日午前10時過ぎに、宮武さんのフェイスブックに写真付きで投稿されます。苦手なものがある方は、事前に確認しておくのがお勧めです。

というわけで、注文したのは「本日の日替御膳」990円(税込)。
連れ曰く「牛丼屋よりも早い」、あいかわらずの爆速スピードでの提供でした。客待ちは多いのに、回転が速いのも納得です。

もちろん、御飯とみそ汁もセットになっています。

御飯は、大盛、並盛、小盛から選ぶことができ、1回だけおかわりすることもできます。
奥が大盛、手前が並盛の量です。

この日のメインは「たらフライ(タルタルソースがけ)」、揚げたて熱々のフライがいかにも美味しそうな色合いで盛りつけられています。

外の衣はザクザクとした歯ざわりで、中のたらはふんわり。とても美味しいフライでした。

左側の「いわし宮武煮」はごはんのお供にぴったりの味つけで、思わず箸が進みます。
「本日のおまかせつくり」は、タイ、ヨコワ、ホタテ。この価格のランチには、十分すぎるほどの内容です。

「宮武煮」には「いわし」と「さんま」があり、「されど宮武煮」という名前でテイクアウト用も準備されているそう。
いわし、さんまそれぞれ300g入りが各1,080円(税込)、いずれも1日10ケースの限定販売です。

左側が「はんぺんとわかめのサラダ」、右側が「じゃことキャベツの生姜あえ」です。
この「じゃことキャベツの生姜あえ」が絶品! シャキシャキのキャベツに、生姜のピリッとした風味がよくきいていて、今回一番気に入った料理でした。

メニューにあった「いかと九条ねぎの酢みそかけ」が切れたようで、代わりの「もずく酢」と付け合わせの「明太子」です。
それほど酢がきつくない「もずく酢」で、箸休めにぴったりでした。

「辛子明太子」はそれほど辛味が強いタイプではなく、どちらかというと風味を味わうタイプ。
こちらもテイクアウト用が1日10ケース限定で販売されており、「魚河岸宮武の辛子明太子(400g)」4,104円(税込)となっています。

また、予約販売メインで、ディナータイムに人気の「鱧寿し」もテイクアウト用が販売されているそうです。
「鱧寿し」は期間限定販売で、今年は10月31日までの販売となっています。

美味しい料理をいただくことができる「魚河岸 宮武」さん。
午前10時半からと、京都市内では早めの時間から営業されています。遅めの朝ごはん兼早めの昼ごはんとして利用できる、貴重なお店です。
基本データ 名称:魚河岸 宮武 住所:京都市下京区西新屋敷下之町 アンクル島原1F 営業時間: (ランチ)午前10時半~午後2時(LO午後1時半) ※売り切れ次第終了 (居酒屋)午後5時~午後11時 (フードLO)午後10時 (ドリンクLO)午後10時半 定休日:日曜日・祝日 電話:075-203-1855 |
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