
京都伊勢丹の10階にある拉麺小路では、最近店舗の入れ替わりがありました。
入れ替わった店舗は2つで、その一つがこちら。ちなみに元は名古屋のまぜそばの名店、「はなび」さんの場所でした。

何種類かのスープがありますが、ノーマルは「京(みやこ)らぁ~めん」。
このスープは「ぎをん白湯スープ」と呼称されており、鶏の旨味とたっぷりの野菜の甘みを凝縮させたスープとのこと。
分類としては鶏白湯スープになると思います。

拉麺小路さんのお店はだいたいそうですが、こちらも店内はそこまで広くありません。
客席もカウンターがメインになっているので、大人数の場合は席が分けられることを承知する必要がありそうです。

名入りの封筒と焙じ茶。
テーブルの上には、餃子のタレ、ラー油、七味唐辛子、胡椒が置いてありました。
拉麺小路さんのお店には卓上の調味料があまりないところもある中、こちらではおそらく本来の店舗と同様の調味料があるのは良いことだと思います。


こちらの代表的商品と思われる「京らぁ~めん」到着。
醤油の色が付いている鶏白湯スープとチャーシュー、ネギ、メンマ、ゆで卵が半分のっていました。

スープの「ぎをん白湯スープ」は、鶏の旨味と野菜のやさしい甘味が感じられる味で、京都らしい上品な味に仕上がっているという印象です。
ただ味についてはかなりしっかり付いていました。

チャーシューは一枚のバラ肉で、本体への下味は薄め。
スープに沈めて柔らかくし、スープと一緒に食べるのが合っていると思います。

麺は公式サイトによると、低温熟成細麺とのこと。
ストレートの中麺で、やや粘度のある鶏白湯スープをほどよく持ち上げます。スープの味や粘度とちょうど良く合っている麺でした。

かなり優しい味のスープなので、途中から胡椒や七味を加えても良い味変になります。


もう一つ注文したのは、焼きめし。
見ての通りかなり黒い色をしていますが、味はそこまで濃いわけではなく、たまり醤油に近いような旨味のある炒飯でした。
(実は別の京さんで以前食べた時、かなり油っこいというかベチャっとしたできあがりだったのですが、今回はそんなこともなく美味しくいただけました)
基本データ 名称:らぁ~めん京 住所:京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町901 京都駅ビル10F 拉麺小路内 営業時間:午前11時~午後10時 休業日:なし 電話:075-741-8985 |
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