京都一乗寺を発祥とするラーメン屋さんで、関東・近畿・中部を中心に130店舗以上を構えるチェーン店。
来来亭さんに似ていると言われることもありますが、元々来来亭さんで修業された方が立ち上げたお店なので、似ているのも納得です。
今回お邪魔したのは吉祥院店さん。
駐車場は20台ほどありますが、ハイタイムには満車+待ち発生ということもしばしば。
お店は情報によると、カウンターが13席と6人用のテーブル席が5卓。
整然と並べられた調味料の規則正しい色はさすが。こういうところは地味ですが、安定品質を売りとするチェーン店では重要なことだと思います。
注文はタブレットで行います。
ある程度のカスタマイズはタブレットからでも行えますが、タブレットでは無理なアレンジは店員さんにお願いすれば(ある程度は)できるようでした。
そして今回の注文はこちら。「コク旨辛ネギラーメン」です。
ネギラーメンというと、京都を含めた関西圏では九条葱を始め青ネギを使う事が多いのですが、関東圏ではネギラーメンには白ネギを使用。
ネギの辛味を活かしつつ、さらに辛タレと合わせた上でラーメンにのせる点が異なります。
今回は久々に関東圏のネギラーメンを食べたくなって、こちらを注文しました。
卓上の調味料は、餃子のタレ、ラー油、酢、拉麺胡椒、ヤンニン(辛味噌)、ニンニク。
もちろん、魁力屋さんの有名な沢庵+ネギも到着。
ネギはもちろんラーメンに合いますし、沢庵があるとご飯物を頼みたくなるのでフリー沢庵は良い戦略だと思います。
(そしてまんまとハマる私)
辛ネギラーメン到着。
ベースになっているラーメンはおそらく、魁力屋さんのデフォルトの鶏ガラ+背脂と同じ。
その上に、辛タレであえた白ネギがこんもりと盛りつけられていて、上にレッドペッパーがかかっていました。
スープはこんな感じで、背脂に混じってレッドペッパーらしきものが浮かんでいました。
一口飲んでみると、見た目の赤っぽさに比べて辛味のキレはそこまででもなく、魁力屋さんのスープとうまく調和している印象でした。
(逆に言えば、辛ネギラーメンっぽさはそこまで感じなかったとも言えます)
チャーシューと麺は、おそらく魁力屋さんのノーマルと同じ。
薄切りのモモ肉と、中細のストレート麺でした。
沢庵があったのでご飯物も食べたくなり、炒飯をセットで注文。
魁力屋さんのチャーハンは、これぞ標準的と言える見た目。バランスが良く誰もが美味しいと思えるできあがりで、今まで食べた中ではどこで食べてもできあがりのブレは少なかったように思います。
個人的にはこれに少し胡椒をかけ、沢庵と一緒に食べるのが好きです。
魁力屋さんの辛ネギラーメンですが、個人的な感想ではこれを注文するのなら背脂は少なめにした方がいいと思いました。
理由としては辛ネギの風味が思ったより穏やかで、背脂で辛ネギの風味がさらに薄れてしまうからです。
もちろんこのあたりは人の好み様々なので、あくまでも一つの意見ということで。
基本データ 名称:魁力屋 吉祥院店 住所:京都市南区吉祥院石原京道町30 営業時間:午前11時~午後11時 休業日:無休 電話:075-383-5830 |
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