京都駅から徒歩15分ほどの場所にある「京都水族館」、今回はオットセイとアザラシがいるエリアや「ペンギンの洞窟」を紹介します。
「京の川」エリアを出て先に進むと、今度は一転まぶしいばかりに明るい場所にでしまた。オットセイとアザラシの姿を見ることができるエリアです。
中央付近には、大きな岩と木が囲まれた空間がありました。
ちょうど人もいなかったので、頭をぶつけないように注意しながら中に入ってみます。
透明の天井を見あげると、ちょうどタイミング良く真上にオットセイがいました。「ミナミアメリカオットセイ」です。
この角度から見ることができるのは、なかなか無い機会です。
大きな水槽の中では、オットセイがその大きな身体を披露するかのように、ゆうゆうと泳ぎまわっていました。
観客の目の前を横切るように泳ぐ様子は、まるでどうすれば人間にアピールできるかを把握しているかのよう。
同じ水槽の岩場近くでは、飼育スタッフさんによる「ゴマフアザラシ」の体調チェックが行われていました。
3匹並んで水面に顔をだしている様子は、なんともほのぼのとしています。
水槽の横にある階段から、水槽を上から眺めることができる場所に行くことができるようになっていました。
この場所では、可愛らしいイラストが描かれたオットセイとアザラシの紹介図を見ることができます。
実際に判別するのはなかなか難しそうですが、「この子かな」と思いながら眺めるのも楽しそうです。
このエリアには、「かいじゅうカフェ」があります。「かいじゅう」は「海獣」でしょうか。
テーブルと椅子も設置されていますので、ゆうゆうと回遊するオットセイやアザラシを見ながら休憩することもできます。
「アザラシホットドック」が430円(税込)、「ペンギンもなかアイス(塩バニラ)」390円(税込)、「オオサンショウウオ肉まん」460円、「ペンギンおにぎり(2個入り)」420円(税込)などなど。
約40cmもあるという「ニシキアナゴパン」「チンアナゴパン」はそれぞれ590円(税込)、ソフトドリンクは一般的なラインナップで、各340円(税込)でした。
その他にも、昨年(2022年)冬に誕生したケープペンギンのヒナにちなんだ、3種類の「ペンギン黒ゴマプリン」750円(税込)もありました。
判別のためにつけられているバンドの色をイメージしたトッピングが、乗せられているそうです。
「オットセイ・アザラシエリア」から先に進んだ場所に、デビューしたばかりのペンギンたちの案内がありました。
「人口育雛」と「自然育雛」についての説明や、生みの親と育ての親がいることの説明など、なかなか興味深い内容も知ることができます。
案内が掲示されていたのは、「ペンギンの洞窟」があるエリアです。この水槽には、上にいるペンギンが潜りに来ることがあるのだとか。
この場所には、「京都ペンギン相関図2023」も掲示されていました。
「3分くらいでなんとなく分かって、1時間くらい見ていられる!」とある通りなかなか興味深い内容で、長々と時間をとって眺めてしまいました。
ペンギンだけでなく、人間の飼育スタッフさんも組み込まれているのが興味深いところ。「今年もオスから爆モテ」という、男性飼育スタッフの方もいるようです。
ペンギン同士もいろいろな関係があるので、矢印を追うだけでも面白いと思います。
個人的には、「屋根からの水で滝行」という「おいけ」や、「潜水が長すぎてすぐ行方不明に」という「おおみや」の紹介がツボに入りました。
すぐ横には、換羽で抜けたペンギンの羽毛が展示されていました。一匹のペンギンからこれだけの羽毛が抜けるとは驚きです。
次回は、美しい紺碧に染まる「京の海」大水槽を紹介します。
基本データ 名称:京都水族館 住所:京都市下京区観喜寺町35-1 (梅小路公園内) 営業時間:公式ホームページ確認 入館料:大人2,400円/高校生1,800円 中学生・小学生1,200円 幼児(3歳以上)800円 休館日:なし ※施設点検、気象状況などで 臨時休業をする場合有 電話:075-354-3130 |
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