和歌山県の白浜から少し南に、椿温泉という静かな温泉地があります。
温泉地の脇を走る国道42号線沿いにある、温泉施設を中心とした道の駅が「椿 はなの湯」さんです。

訪れたこの日はあいにくの小雨模様でしたが、こちらは内湯しかないので入浴にはそこまで差し支えありません。

先にも書いた通り、こちらは入浴施設を中心とした道の駅。
お土産の売り場とか食事処もありますし、お手洗いや駐車場が24時間使えるところは道の駅と同じですが、それ以外に関して言えば日帰り入浴施設そのものという印象でした。

浴室は男女別に一つずつと、家族風呂が一つ。
家族風呂は記事を書いている時点で、50分以内2,500円でした。

脱衣場はシンプルですが、必要なものはそろっていました。
(確か冷水機はなかったような)

温泉のデータ
源泉名:蓬莱湯
泉質:アルカリ性単純硫黄泉
源泉温度:32.0℃
pH:9.9
成分総計:1リットルあたり0.31g
お湯の印象:無色澄明、弱い硫黄臭、滑らかな浴感

お湯の使い方(推測を含む)
加温:あり(源泉風呂は無し)
循環:無し
消毒:無し

椿 はなの湯さんの浴室は、内湯が一つです。
写真の左が主浴槽で、加温掛け流しの温泉。右側の小さな浴槽は槇の一人風呂で、源泉掛け流しとなっています。

こちらが主浴槽。温度は40℃くらいと適温でした。
椿温泉はアルカリ性の単純温泉で、温泉成分は多くありませんが非常に柔らかな浴感が特徴。
硫黄臭がほのかに漂う名湯だと思います。

一方、こちらは槇の一人風呂。
こちらは源泉が加温せずに注がれています。湯温は30℃ほどで長風呂必至ですが、他のお客さんもいる場合には独り占めしないように注意が必要です。
今回は誰も居なかったので、たっぷり浸からせてもらいました。

洗い場は確か4つほど。
以前は「TSUBAKI」ブランドのシャンプーやコンディショナーがあったのですが、今は別のものになっていました。

露天にはお風呂はありませんが、椅子が置かれていて休むことができました。

入浴施設以外に、お食事処と土産物処がありました。
これ以外にも日曜日は午前9時頃から、日曜新鮮朝市として農産物や干物などが販売されているそうです。

施設の外には、足湯もありました。


足湯の利用料金は無料。
午前10時から午後5時まで利用できるとのことでした。
椿 はなの湯さんは国道沿いで利用しやすい場所にある入浴施設で、道の駅なので駐車場も広く便利。
休憩がてらにひとっ風呂なんてどうでしょう。
基本データ 名称:椿 はなの湯 住所:和歌山県西牟婁郡白浜町椿1058番地1 営業時間:午前11時~午後8時 (施設は午前9時~、駐車場やトイレは24時間利用可能) 入浴料:大人600円、小人300円 休業日:月曜日(祝日の場合翌日) 電話:0739-46-0617 |
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