KOBEとんぼ玉ミュージアム(兵庫県神戸市) 驚くほどたくさんの種類のとんぼ玉があります

 IMG_0311.jpg
 阪急・JRをはじめ、各社鉄道路線が乗り入れる「三宮(神戸三宮)」。
 駅からほど近い「神戸旧居留地」と呼ばれる場所にある、とんぼ玉をはじめとした古代から現代までのガラス工芸作品(約2000点)を展示する私設美術館「KOBEとんぼ玉ミュージアム」さんの紹介です。

 IMG_0341.jpg
 駅からは徒歩8分ほど。「KOBEとんぼ玉ミュージアム」さんが入るビルは、「京町筋」と呼ばれる通り沿いにあります。
 神戸周遊観光バス「シティループ」のバス停「京町筋」がある通りです。
 
 IMG_0342.jpg
 建物自体は少しわかりにくいため、入口の前にあるこちらの案内板が目印となります。

 IMG_0340.jpg
 中に入っても、本当にこの建物で良いのか一瞬迷いました。
 左側にエレベーターがありますので、それを利用して2階まで上がります(階段の存在は未確認)。

 IMG_0313.jpg
 2階でエレベーターを降りて右手へと進むと、すぐ「KOBEとんぼ玉ミュージアム」さんの入口がありました。
 入ってすぐの場所はショップになっていて、受付はその奥(部屋の中ほど)にあります。

 IMG_0338.jpg
 館内はショップや展示室、制作体験コーナーも含めて、それほど広くはありません。展示室だけでいえば、じっくり見ても30分もあれば十分です。
 受付で入館料を支払った後、館内の撮影についての説明(企画展示&制作体験コーナーOK、常設展示&ショップNG)を受けて、まずは常設展示から見学します。

 IMG_0314.jpg
 常設展示コーナーでは、国内有数の古代ガラス蒐集家である羽原明徳氏のコレクションや、国内外のランプワーク作の作品、「スカルプチャー」と呼ばれるガラスの立体作品、ペーパーウェイト(文鎮)など、さまざまなガラス製品を見ることができます。
 企画展示コーナーは、常設展示コーナーの先に設置されていました。

 IMG_0312.jpg
 現在の企画展示は「ART MARBLE 2023」。「アートマーブル」とは穴が空いていない球体状の作品のことで、国内外8名のアーティストの作品が展示されています。
 期間は今年(2023年)4月4日(火)までです。

 IMG_0316.jpg
 アメリカのオハイオ州にある「ホットハウス・グラス」のガラス職人、ラリー・ゼンゲル氏とブレット・ヤング氏の作品です。
 渦を巻くような見事なマーブル模様に、思わず目を奪われました。

 IMG_0322.jpg
 こちらは、自然や動物をモチーフにした空想世界をガラスで表現されている、秋田泰宏氏の作品です。
 海や宇宙を彷彿とさせるような、澄んだ深い青色が印象的でした。

 IMG_0324.jpg
 「星の遊泳」と名づけられているこちらの作品は、金魚の尾びれが水にたゆたう様子が素晴らしく、いったいどのように製作するのか不思議でなりません。

 IMG_0327.jpg
 IMG_0331.jpg
 一番不思議だったのは、こちらの作品群。
 遠くから見たら丸い球体なのですが、上からのぞきこむと深い穴が開いているように見えます。

 IMG_0332.jpg
 IMG_0320.jpg
 その他にも、宇宙を内包したような作品や花をとじこめたような作品、面白いものでは角が生えた目玉のような作品もありました。

 IMG_0335.jpg
 企画展示コーナーを出ると、とんぼ玉の制作体験コーナーがあります。

 IMG_0339.jpg
 とんぼ玉1個制作で1,250円(税込)、1個追加ごとに+850円(税込)となっています(キラキラ玉作成は+200円)。1個につき10分ほどの時間がかかるようです(+冷ます時間として1時間)。
 制作したとんぼ玉と別売りのパーツを組み合わせることで、アクセサリーの制作もできるとか。

 IMG_0337.jpg
 パーツ代として、ネックレスなら1,000円程度、ストラップなら500円程度必要のようですが、用意されているパーツも豊富で、これは迷いに迷いそう。

 IMG_0336.jpg
 なお、とんぼ玉の制作体験には高温バーナーを使うそうなので、参加できるのは小学生3年生以上となっています。

 IMG_0328.jpg
 こちらも企画展示の作品のひとつ、定榮(じょうえい)政隆氏の作品。細かい細工に、惚れ惚れとしてしまいます。
 素晴らしい作品を見ることができる「KOBEとんぼ玉ミュージアム」さん、神戸に立ち寄った際には、また足を運んでみたい場所です。


 基本データ
 名称:KOBEとんぼ玉ミュージアム
 場所:兵庫県神戸市中央区京町79番地
    日本ビルヂング2F
 営業時間:午後10時~午後7時
      (最終入館午後6時45分)
     ※営業時間変更は公式ホームページにて確認
     ※制作体験受付時間:午前10時~午後6時
 入館料:大人400円/小中学生200円
     ※臨時休館は公式ホームページにて確認
 休館日:12月31日~1月2日
 電話:078-393-8500

 ↓他のブログの記事も覗いてみませんか?
 にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ  にほんブログ村 グルメブログ 京都食べ歩きへ    

posted by ウィロー at 11:00 Comment(0)TrackBack(0)観光・街歩き日記   

旅行を計画されている方、こちらから宿を探してみませんか?
 

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック