今回は夕食の紹介。お邪魔したこの時は、夕食は部屋食となっていました。

最初の膳から、大半の料理が並んでいました。
お邪魔したのが少し前で、新型コロナで世の中が騒がしかった時というのも影響しているのかもしれません。
暖かいものは暖かくが料理の基本ではありますが、それも状況によって帰るのは致し方ないと思います。

前菜は、カニの形をした最中と白和え。

そして青菜に食用菊がのったおひたしと、鴨ロースに添え物の茗荷。

最中を合わせて白和えを一口。
この最中の下に引かれていた紙は、小林屋さんのロゴが入っていました。

お刺身は間八と鯛。
城崎は海沿いの温泉街で、新鮮さも文句ありません。すだちが付いているのも旅館らしい上品さだと思います。


小鍋は豚肉(多分肩ロース)と野菜の細切り。
一人用の鍋でしゃぶしゃぶしていただきます。
(写真を見返すと2枚目、豚肉が若干生に見えるかもしれませんが、光線やタレの色の関係上で火はきちんと通っています)

蒸し物。お蕎麦の上にはアイナメ(メバル?)。

ユニークな料理としては、釜飯が最初から具を入れるタイプではなく、組み立てていくタイプなことです。

まずは鮭の塩焼きだけを釜に入れて、固形燃料に火を付けます。
釜の中には最初から、お米とダシ汁が入っていました。

そしてご飯が炊き上がったら、鮭をほぐしてイクラを後から入れるという手はずになっています。


鮭の親子飯に、おそらくアイナメと思われる止め椀。
お手軽なコースだったので、おそらく本来のコースからいくつか料理が抜かれているのだと思いますが、特に足りないということはない夕食でした。

最後のデザートは、昔懐かしい固めのプリン。
全体的に量もちょうど良く、メリハリの効いた料理で満足できました。
次回は小林屋さんのアイディア光る朝食を紹介します。
基本データ 名称:小林屋 住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島369 電話:0796-32-2424 |
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