
JR出雲市駅の南側、徒歩数分の場所にある「らんぷの湯」さん。
施設の前には無料の足湯もありました。
この足湯ももちろん温泉が使われており、茶褐色に濁ったお湯で鉄臭がすることから中の温泉にも期待が膨らみます。


館内は古民家風に木をふんだんに使った、暖かで柔らかな印象。
施設の名前の通りランプがあちこちに飾られ、暖色系の灯りとなっていました。

中にはこんな立派な作品も。

浴室入り口の横には休憩所があります。
また浴場施設と隣接するお食事処「神門」には、浴場施設から出入りすることができます。
*2022年7月現在、「神門」さんは一時営業を休止しているとのことです。

温泉のデータ
源泉名:出雲駅前温泉 らんぷの湯
泉質:含鉄-カルシウム・ナトリウム-塩化物泉
源泉温度:26.9℃
pH:6.9
成分総計:1リットルあたり4.36g
お湯の印象:褐色濁り、源泉臭と鉄臭、少し滑らかな浴感
お湯の使い方
加温:有り
循環:無し
消毒:有り(消毒臭は感知せず)

広々とした脱衣場。この日はお客さんが終始、私一人でした。
近くには冷水機もあるので、水分補給も問題ありません。

内湯は主浴槽とサウナが一つ。
主浴槽には地下1800メートルから湧き出した濁り湯が満たされています。
加温あり、循環無しの掛け流しで、表示によると消毒はあるそうですが消毒臭は感じませんでした。お湯を抜いて清掃する際に消毒しているだけなのかもしれません。
お湯からは源泉臭や鉄臭が感じられ、なめると塩やにがりなどの味がしました。
濁り湯なこともあって、とても温泉らしい温泉です。こんな温泉に駅前すぐで入れるとは、出雲がうらやましいです。

露天には特徴的な長方形の浴槽が3つ並んでいました。
どうしてこういう作りになっているのかは、実際に浸かってみると分かります。

露天風呂から見える景色は立派な竹林。
この日は特に天気が良かったので、青々と茂る竹林を見ながら終始貸し切りでお風呂に浸かることができました。

水風呂は壺湯。
以前お邪魔した時には鉄臭のする濁り湯だったのですが、今はおそらく水道水(井戸水?)で透明になっていました。
らんぷの湯さんはJR駅から徒歩数分という立地ながら、本格的な温泉に入れる施設。
近くに行った際には、また訪れてみたいと思える場所です。
基本データ 名称:らんぷの湯 住所:島根県出雲市駅南町1丁目3-3 営業時間:午前10時~午後10時(最終受付は営業終了の30分前) 入浴料:大人720円、小人410円(土日祝日は+50円) 休業日:第一水曜日(不定休の場合あり) 電話:0853-20-2626 |
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