
神戸の中華街「南京町」にある、大正4年創業 元祖豚饅頭の店「老祥記」さんの紹介です。

神戸の中華街「南京町」は元町駅(JR・阪神電車)の南側に位置し、西側が元町パークロード、東側がメリケンロードに面した場所にあります。
横浜中華街ほどの規模はなく、広さだけでいうと横浜中華街の1/10ほどだとか。


中華街だけあって、店内でゆっくりと食事を楽しめるちょっとお高めのお店もあれば、店頭で購入して食べ歩きする気軽なお店もありました。

食べ歩きでいただいた「角煮バーガー」です。
注文すると、店頭の蒸籠で温めてくれるので、熱々をいただくことができました。

行列ができているお店も、多く見かけました。
こちらは、ビーフンと焼小籠包の専門店「YUNYUN」さん。焼ビーフンで有名なケンミン食品さんの直営店舗です。

そんな行列ができるお店のひとつが、今回紹介する、元祖豚饅頭の店「老祥記」さんです。
訪れたのは平日の昼前でしたが、すでに10人ほどが列を作っていました。公式ホームページによると、土日祝日は30分~1時間の待ち時間が発生するようです。

「老祥記」さんは南京町の中央、「南京町広場」のすぐ近くにあります。
周りにはいろいろなお店が立ち並び、平日でもそれなりのにぎわいを見せていました。

この日はタイミングが良く、10分ほどで購入できました。できあがりとともに、一気に列がはけていきます。
メニューは「老祥記元祖豚饅頭」10個入が1,000円(税込)、6個入が600円(税込)。コロナ禍の影響のためか、イートインはできず、1個単位での注文もできません。

大きさは、よくあるコンビニの肉まんよりも小ぶりです。
なんでも、中国 天津地方の天津包子(テンチンパオツー)と呼ばれる小ぶりな饅頭を、味・名称ともに日本人に馴染む物にしようと考えられたものが、老祥記さんの「豚饅頭」なのだとか。

しっかりとした濃いめの味つけの餡は、お肉がたっぷりでジューシー。もちもちした食感の皮の部分まで、たっぷりの肉汁がしみ出してきています。これは美味しい。人気があるのも頷けます。
中の味は濃いですが、皮にほとんど味がついていないため、意外とあっさりといただくことができました。

南京町広場の一画には、老祥記さんの姉妹店「曹家包子館(ソウケパオツーカン)」があります。
老祥記さんが定休日の日は、こちらで豚まんを購入することができるそうです。


曹家包子館さんでは、老祥記さん監修の「椎茸豚肉包」や、老祥記さんと「老舗のマルホン胡麻油」で知られている竹本油脂さんコラボの「ラー油」を取り扱われているとか。

横浜中華街ほど広くはありませんが、コンパクトにまとまっている神戸の中華街「南京町」。散策しながら食べたいものを食べるのもよし、お目あてのお店に並ぶのも良しだと思います。

いろいろある中でも、「老祥記」さんの「豚饅頭」はかなりのお勧めです。
並んでいる場合は係の方の指示に従って並び、その場で食べ終わっら、残った包装紙や割箸は店頭のゴミ箱へどうぞ。
また、ウェットティシュ持参がお勧めです。
基本データ 名称:老祥記 住所:兵庫県神戸市中央区元町通2-1-14 営業時間:午前10時~午後6時半(売切次第終了) 休業日:月曜日(祝日の際は翌日に振替) 電話: 078-331-7714 |
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