兵庫県豊岡市、出石町に以前あった日帰り温泉施設「乙女の湯」が閉館した後、グランピング施設として生まれ変わったと聞きました。
乙女の湯には複数回行ったことがあり、泉質が良いのは知っていましたのでお邪魔してみました。


施設外観は変わっていませんでしたが、「温楽ノ森」さんの暖簾がかかっていました。
グランピングという言葉もは「グラマラス(豪勢な)」+「キャンピング」から作られた造語で、キャンプ道具などを用意する必要もテント設営の必要もなく、お気軽にキャンピングを楽しめるというものです。

テントはもちろん別の場所にありますが、先ほどの建物でチェックイン及びチェックアウトを行います。
こちらの建物は温泉棟でもあり、写真の奥に温泉があります。
また、中庭でBBQもできるそうです。

圧力計のついた密閉容器。
何だろうと調べてみたら、「グラウラー」という名前のビール専用水筒らしいです。
温楽ノ森さんでは出石のクラフトビールも扱っているので、それをこれに詰めてテントに持っていくということなのかもしれません。

温泉へ行く途中には、人をダメにするソファが大量にある休憩スペース。
ここでは朝食を取ったり、ドリンクやアルコールを楽しんだりできます。
(写真の左側には、バーカウンターもあります)
なおこの温泉棟では、WIFIが飛んでいます。

浴室の入口にも、暖簾。

温泉のデータ
源泉名:出石温泉
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉
源泉温度:33.9℃
pH:8.7
成分総計:1.03g/L
お湯の印象:無色澄明、無臭、滑らかな肌触り
お湯の使い方
加温:有り
循環:有り
消毒:有り(消毒臭はほぼ感じず)

脱衣場はシンプル。
写真の右側、窓の外にある緑色のテントのようなものは、テントサウナ。
こちらは予約制になっていますので、体験したい場合は受付で手続きをすることになります。


(写真は前身の「乙女の湯」のものです)
温楽ノ森の浴場は、男女別固定。
内湯の主浴槽と、露天の浴槽とテントサウナ、そして露天には新たに源泉水風呂ができていました。
乙女の湯の泉質は重曹泉で滑らかな肌触り、これから暑くなる季節には水風呂は天国です。


風呂上がりには、牛乳瓶をデザインした洒落た器でイチゴミルクなど。
こちらの牛乳には、丹後地方の「ヒラヤミルク」が使われており、濃厚な味わいになっています。
次回は温楽ノ森さんのテントを紹介します。
基本データ 名称:温楽ノ森 住所:兵庫県豊岡市出石町福住882 休業日:水曜日・木曜日(繁忙期は確認要) 電話:0796-34-8887 |
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