東福寺塔頭 光明院(京都市東山区) ②苔と砂が調和する「波心庭」はこれからの季節が楽しみ

 「虹の苔寺」の異名がある、東福寺塔頭「光明院」。今回は、砂と苔の調和を見ることができる主庭「波心庭」を中心に紹介します。

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 「波心庭」は、昭和14年(1939年)に作庭された枯山水庭園です。
 作庭家は「重森三玲」氏、同時期に東福寺の「方丈庭園」も作庭された方です。

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 波心庭は、大海を表わしている三尊の石組を起点として、立石が斜線上に並べられているそうです。この配置は、寺号の「光明」にちなんだものだとか。
 雲のようになだらかな斜面を覆う低木は、ツツジやサツキの刈り込みです。初夏、新緑に鮮やかな彩りを楽しめる景色になるそうです。

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 建物の周りには、庭に向かって長い縁側があります。
 午前中はたっぷりと陽の光を浴びながら、日向ぼっこができました。これは至福。

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 縁側の近くには、吉野窓をしつらえられた一室がありました。

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 吉野窓や雪見障子越しに庭を眺めれば、直接見る様子とはまた異なった風情があります。

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 庭から離れて、玄関から本堂へと進みます。
 途中には、茶道具が飾られている部屋があったり、丸窓障子越しに前回紹介した前庭「雲嶺庭」を眺めることができる部屋もありました。

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 本堂では何やら催し物が行われていたため足を踏み入れず、本堂の濡れ縁から波心庭を眺めます。
 少し高台に朱色の建物がありましたが、どうやらお檀家さんがお墓参りに来られた際の休憩所兼展望所のようです。高台から庭を眺めることができればと思いましたが、残念。

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 現在開催中のイベント「花の間」越しに、波心庭に視線を向けてみました。
 和を象徴するような砂と苔の枯山水の庭に対して、洋風のフラワーアートが配置されている風景には好き嫌いがありそうですが、個人的には和洋の対比もなかなかのものだと思います。

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 まだそれほど観光客も多くはなく、のんびりとした時間が過ごせる「光明院」。
 今度は初夏のツツジやサツキの季節、そして紅葉の季節にでも訪れたいものです。


 基本データ
 名称:東福寺塔頭 光明院
 住所:京都市東区本町15-809
 参拝時間:午前7時~日没頃まで
 志納料:300円程度
 電話:075-561-7317

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posted by ウィロー at 11:00 Comment(0)寺社・仏閣日記    

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