夕食はフレンチのお手軽コースだったはずが、びっくりの充実した内容でした。


夕食はレストランにていただきます。


テーブルセッティングはこんな感じ。
恥ずかしながら、これだけの数のナイフやフォークを久々に見た気がします(笑)。
それでもお箸が置いてあったので、要所要所ではお箸のお世話になりました。

飲み物は冷酒「多羅尾の雫」をチョイス。
湖南市で140年以上続く、竹内酒造さんの辛口純米酒です。

料理のコースは、お手軽なフレンチコース。少なくともそう書いてありましたが・・・。

いきなりの前菜盛り合わせにびっくり。これで一人分です。
後で紹介しますが、味付けはもちろん色合いやバラエティにもこだわったもので、これ一皿で十分お酒が進みます。

スモークサーモンとディルのマリネ。

モッツァレラ(?)チーズのフライと、ブラックオリーブのピンチョス風。
ピンチョスとはスペイン語で「串」のことで、食材を食べやすいように串に刺した前菜らしいです。

真ん中には近江牛のすじ肉煮込み。
柔らかく、甘辛く煮えていて、思わず白飯を探してしまう味でした。

カニのむき身を、アンディーブの上に乗せた一品。

グリッシーニを生ハムで巻いたもの。
どれも気が利いている前菜で、ワイン・日本酒・ビールのどれでも合う組み合わせという印象です。

ここでパン登場。お代わり自由。
頼めばライスも持ってきてもらえるようです。


金時人参のポタージュスープ。
とろりと濃厚で甘さと塩加減のバランス良し、人参の風味も嫌味にならない程度に良く効いていました。


鰤の信州味噌焼き グリエールチーズ グラチネ(グラタン)。
信州味噌はほのかに香る程度で、味噌漬けにして脂がほどよく抜けた鰤に、チーズのコクが良く合います。


豆腐と赤コンニャクのポットサラダ コブソース(ソース部分は暖かかったです)。
赤コンニャクは滋賀県の特産品。コンニャクに比べて少しクセがあるのですが、豆腐と一緒にコブソースにするとこれほど合うとは。
サラダという名前は付いていますが、コブソースが意外に濃厚で、これまたツマミにもオカズにもなりそうでした。


国産牛フィレ肉のステーキ オニオンペッパーソース。
付け合わせはブロッコリー、芽キャベツ、山芋をまとめ焼いたもの、スイスチャード(?)。
オニオンペッパーソースという名前ですが、オニオン寄りでどことなく醤油の風味も感じました。

ここでたまらず、お願いしてライス召喚。
これでパンよりライスを選ぶあたり、私はやっぱり日本人だなーと思います。

デザートはチュロスと小菓子、ホットチョコレートのディップ。
チュロス、クッキー、マシュマロ、イチゴやグレープフルーツを、中央のホットチョコに付けて食べるフォンデュ風。
デザートまで手抜き無しの一品、お見事です。

最後はコーヒーでまったり。
ゴルフ場併設のリゾートホテルに相応しい、手抜かりの無い美味しい夕食でした。
次回は、ホテルレイクヴィラさんのもう一つの浴室を紹介します。
基本データ 名称:ホテルレイクヴィラ 住所:滋賀県甲賀市信楽町多羅尾1 休業日:無休? 電話:0748-85-0250 |
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