
京都府南丹市「るり渓温泉」にあるナイトスポット「京都イルミネーション シナスタジアヒルズ るり渓温泉」さん、今回はメインともいえる幻想的な「オーロラエクスペリエンス」の様子を中心に紹介します。

少しばかりのぼり坂になっている「スターダストフォレスト」を抜けると、目の前には光の青い海「ライティングガーデン」が広がっています。

ライティングガーデンから放たれる光のさざ波を追うように視線を動かせば、背後の木々に青や緑の光が揺れる様子を見ることができます。
すぐ横にある坂道をのぼれば、その名も「シナスタジアヒルズ」があるらしいのですが。

この日、丘へと続く坂道には、ふわふわのパウダースノーが10cmほども積もっていて、あえなく断念。

私たち以外には無人だったため、夢中になって写真を撮ったり雪で遊んだりしていると、突然光と音楽の雰囲気が変わりました。
毎時間00分、20分、40分に開始される「オーロラエクスペリエンス」の始まりです。

この日は風がほとんどなかったためスモークが流されず、虹色をした光がまさしくオーロラのように揺らめきます。

その中にふわふわとした雪が舞い、それがさらに光をキラキラと反射させてくれます。
絶好の鑑賞日でした。

鋭い針のような青い光は冷たささえ感じさせ、その美しさに思わずため息がもれます。
オーロラエクスペリエンスの一部分ですが、1分ほどの動画でどうぞ。
本来であれば、光の動きに合わせた素敵な音楽が流れていますが、あえて音は消しています。

5分ほどの短い光のショーが終わり、そのまま道なりにライティングガーデンの反対側へと出ました。
湖に青い光が映りこんでいる様子はお見事。位置的に「SYNESTHESIA」の文字も映りそうですが、あいにくとその部分の湖は凍りついていました。残念。


散策路の途中には、青い光をまとった木があったり、足下に緑と赤紫のライトが散っていたりと、歩いているだけでもあちらこちらに目が奪われます。

光が滴り落ちるツリーに誘われるように、先へと進みます。

そこには、小川沿いに青い光のツリーが連なっていました。
「ブルーダイアモンド」です。

この場所の見どころは、何と言っても小川に反射する光のリフレクション。
雪がなくても楽しめると思いますが、雪に映る青い光がさらに幻想的な雰囲気をかもしだしていました。

最後は、100メートル続くという星屑の森「トゥインクルジュエル」です。
黒の夜空に映える青は、「るり渓温泉」の名前のまま、まさしく「瑠璃色」に輝いていました。

イルミネーションを楽しむのであれば、風のない雪の日がベターだと思います。
ただし、雪の予報が出ている日にるり渓温泉を訪れるのであれば、スタッドレスタイヤがお勧めです。なければ、園部駅や日生中央駅から出ている無料送迎バスの利用もご検討ください。
基本データ 名称:京都イルミネーション シナスタジアヒルズ るり渓温泉 住所:京都府南丹市園部町大河内広谷1-14 営業時間:日没~午後10時(最終入場午後9時半) ※季節による変動有 入場料金: (平日)中学生以上1,000円 小学生以下500円 (土日祝)中学生以上1,200円 小学生以下600円 (クリスマス)中学生以上1,800円 小学生以下900円 ※いずれも3歳以下は無料 休館日:なし ※3月の一部はメンテナンス・ コンテンツ更新・入れ替えによる休館予定有 電話:0771-65-5001 |
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