
天橋立の北側、傘松公園へと向かうケーブルカー乗場から徒歩25分ほどの場所にある、「天橋立ワイナリー」さんの紹介です。

「天橋立ワイナリー」さんは、「智恵の餅」の四軒茶屋のひとつ「ちとせ茶屋」さんから始まった「千歳グループ」のワイナリーです。
1989年にぶどうを植え始められたそうで、1999年にに「天橋立ワイン株式会社」が誕生、2019年には20周年を迎えられています。

敷地内にはワイナリーをはじめ、ショップやレストラン、パン屋やマルシェなどがあり、見学だけでなく飲食や買い物を楽しむことができるようになっています。

入口から入って正面右手では、ガラス窓越しに「発酵室」を見ることができます。
天橋立ワイナリーさんでは、希望すれば「ワイン発酵室」「瓶詰室(ガラス越し)」「地下ワインセラー」「ぶどう畑」を案内していただけるそうです(無料)。

入口から左手には、陳列棚代わりにワイン樽がズラリと並べられているショップがありました。


ショップでは、定番の赤ワイン、白ワイン、ロゼワインをはじめ、訪れた年に製造されたワインだけでなく、前年や前々年に製造されたワインも並んでいました。


さらには、赤ワイン塩やノンアルコールサングリアとしても楽しめるマールティ、甘口白ワインを使ったキャンディやグミなども取り揃えられています。

甘い物が好きな方には、赤ワインや白ワインを使ったケーキもありました。お土産にも良さそうです。

今回のお目当てのひとつはこちら、甘口の白ワイン「ナイアガラ」を使った「白ワインソフトクリーム」200円(税込)です。カップかコーンかを選ぶことができます。
アルコールは残っていないということで、車を運転される方やお子さまでも大丈夫とのこと。

もうひとつのお目当ては、発酵途中のワイン「フェダーロータ」200円(税込)。ワイナリーでしか飲むことができない発酵途中の赤ワインです。
「フェーダーロータ」は、ドイツ語で「赤い羽根」を意味するとか。
アルコールが1%~2%ほど含まれるため、車を運転される方は飲むことができません。

白ワインソフトクリームは、スッキリとした甘さの後に、ほのかな白ワインの風味がただよいます。
フェーダーロータには発酵中に出る炭酸ガスを含まれているということで、赤ワインというよりスパークリングワインという感じ。ブドウ本来の甘みや酸味があり、お酒に慣れている方だとジュースのように感じてしまいそうです。

今回は、レジカウンターから出たすぐの場所にあるテーブルに座っていただきました。
目の前にはぶどう畑が広がっていて、なかなかのどかな雰囲気です。

目の前には、天橋立によって宮津湾から仕切られてできた「阿蘇海」も広がっています。
天気が良い日だったら、のんびりと周りの風景を楽しむことができるので、お勧めの場所です。
次回は、「天橋立ワイナリー」さんのレストランやパン屋、マルシェを紹介します。
基本データ 名称:天橋立ワイナリー 住所:京都府宮津市国分123 営業時間: (工場見学・ワインショップ) 午前10時~午後5時 (ふどうの畑のレストラン) レストラン 午前11時~午後2時(LO) カフェ 午後2時~午後5時 ※平日のみ午前11時~カフェ利用可 ただしランチ客優先 (ぶどう畑のぱんや)午前9時~午後5時 (ぶどう畑のマルシェ)午前9時~午後5時 定休日:水曜日 電話:0772-27-2222 |
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