宇治上神社(京都府宇治市) ①世界遺産に登録されている現存最古の神社建築

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 世界遺産に「古都京都の文化財」の構成資産のひとつとして登録されている神社、宇治市にある「宇治上神社」の紹介です。

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 場所は、以前紹介した「宇治神社」の西側を通る「さわらびの道」を道なりに北東方向へ進んだところにあります。徒歩で、わずか1分~2分ほどです。

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 朱塗りの鳥居をくぐり抜け、参道をまっすぐに進むと、すぐに「正門」が見えてきました。

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 宇治上神社の境内は、「世界遺産」という名前からは拍子抜けするほどコンパクトなつくりで、派手さはありません。
 本殿の背後には仏徳山(別名「大吉山」、名勝「宇治山」の一部)が迫り、深い緑に囲まれた古色蒼然としたたたずまいこそが、この神社の見どころのひとつだと思います。

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 正門の正面には、すぐ目の前に国宝に指定されている「拝殿」があります。
 こちらの拝殿は、鎌倉時代に造営された建物で、寝殿造の様式になっているとか。

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 拝殿の前、左右には、賀茂別雷神社(上賀茂神社)の立砂にも似た「清め砂」が、紙垂を取りつけられた結界で守られていました。

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 拝殿の真後ろには、こちらも同じく国宝に指定されている「本殿」を見ることができます。
 外から見ることができるのは、桁行(正面)五間、梁間(側面)三間の檜皮葺きの建物です。こちらは、中にある内殿三棟を左右一列に並べてかけられた「覆屋(おおいや)」になります。

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 内殿三棟には、左殿(向かって右側)に「宇治神社」の御祭神と同じ「菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)」、中殿に命の父である「応神天皇」、右殿に命の兄である「仁徳天皇」が祀られています。
 本殿は、平安時代後期に建てられたもので、神社建築としては最古のものに属する建造物になるんだとか。

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 御祭神の「菟道稚郎子命」にちなみ、宇治上神社では御守の紋やおみくじに「うさぎ」が使われています。
 授与所の目の前には、カラフルなうさぎのおみくじが並んでいました(中におみくじが入っています)。

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 また本殿の前には、ところどころ苔むし、身体に蔦を絡みつかせた狛犬が左右にひかえていました。宇治の山裾にある神社の雰囲気そのもので、これはまた格別の趣です。

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 境内にはカエデも植えられており、例年だと11月中頃から始まる紅葉の時期が楽しみです。

 次回は、「宇治上神社」境内で湧く、現存最後の宇治七名水「桐原水」や不思議な雰囲気の巨石を紹介します。


 基本データ
 名称:宇治上神社
 住所:京都府宇治市宇治山田59
 参拝時間:午前7時~午後4時半
 拝観料:無料
 電話:0774-21-4634

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posted by ウィロー at 11:00 Comment(0)寺社・仏閣日記    

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