この時の夕食は、基本のコースに「地エビの盛り合わせ」を付けたエビづくしのコースです。

最初のセッティング。
これだけでもかなり豪華ですが、これで終わりではありません。まずは最初の善の説明から。

造りは甘エビ、間八、ヒラメ、イカ。
野菜の炊き合わせにもエビが入っていました。酢の物はモズク。

左の焼き物はエビ、サザエ、ブリに卵焼、それとホタルイカの干物。
右の台物は牛肉と野菜の陶板焼き。
手前の茶碗蒸しはこの後で紹介します。

茶碗蒸しの中にもエビ。
あと、この沖漬け(塩辛?)が特徴的な味で、かなり麹の匂いが強くアルコールも感じました。これは好き嫌いが分かれるかもしれません。

とりあえずビールで乾杯。

追加の陶板焼きその2が運ばれてきました。
こちらもエビですが、これもまだメインイベントではありません。コースを選んでいて何ですが、ここまでエビづくしとは思いませんでした(好きなので問題ないですが)。

メインイベントの前に、エビの種類について予習。
お刺身のエビは甘エビとして、焼き物のエビはおそらくモサエビ、陶板焼きのエビはガラエビでしょうか。
などと考えていると。

メインイベント。活エビをそのまま豪快に食べる一品。
エビの種類はモサエビ、ガラエビに加え、一番手前に雄々しくのけぞっているのはオニエビ(イバラモエビ)。エビの中でも究極の美味と言われているそうです。
ところでこのエビですが、氷で冬眠状態に近いだけで、生きています。
触った瞬間に1mくらいすっ飛ぶくらいに活きが良く、さらにオニエビについては見ての通り、下手すると手のひらを突き刺しそうなトゲがあるので、なかなか食べるのに苦労しました。軍手があった方がいいかもしれない、と食べ終わりに気付きました。


まだまだ料理は終わりません。ハタハタの煮付けと、カサゴの揚げ物。

牛肉も焼き上がりました。
メインがエビなのでヘルシーではあるのでしょうけど、ボリュームは十分です。
料理の種類も、ご飯関係を除いて11品、ご飯・汁物・香物・水物を加えると実に15品あります。


ご飯と汁物。
汁物は澄まし仕立てで、カラス貝やカメノテが入っていました。

デザートはメロン。もうお腹いっぱいです。
次回は、七釜荘さんのもう一つのお風呂を紹介します。
基本データ 名称:七釜荘 住所:兵庫県美方郡新温泉町七釜337 休業日:無休 電話:0796-82-2458 |
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