七釜温泉という名前には、海水を煮て塩を作っていた釜が七つあったためとか、点在する墳墓が釜に見えたとか諸説あるようですが、由来に「釜」が大きく関わっていることは間違いないようです。

七釜荘さんの浴室は、男女各1。
それぞれ内湯1、露天1があります。なお、日帰り入浴は受け付けていないようです。


それほど大きなお宿ではないので、脱衣場も小さめ。
アメニティは必要最小限ですが、必要なら部屋から持ってくればいいので、それほど問題ではないと思います。

温泉のデータ
源泉名:七釜第3号源泉
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
源泉温度:51.3℃
pH:7.4
成分総計:不明(低張性)
お湯の印象:わずかな濁り、源泉臭、良く暖まるお湯
お湯の使い方
加温:無し
循環:無し
消毒:無し

七釜荘さんの浴室、内湯部分です。
浴槽は3~4人が入れる大きさで、洗い場は4ヶ所ありました。

浴室アメニティは基本3点セット、詰め替え容器なので元のブランドは分かりません。

お湯はやや熱めのうす濁りで、金気臭や源泉臭が漂っていました。
源泉温度51.3℃の掛け流し、泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉(芒硝泉・石膏泉)です。
肌触りに特徴はありませんが、かなり温まるお湯なので長湯には注意。あとできれば、夏以外の季節にマッチしたお湯だと思います。

こちらは露天、七釜温泉唯一の「釜」風呂とのことです。
源泉が熱い上に、内湯よりも容積が少ないので、お湯の上と下で温度が違う場合があります。良くかき混ぜて入らないと、上だけ激熱なんてことも。

湯口には、析出物がびっしりとこびりついていました。

無理かなーと思いつつ水中写真を撮ってみましたが、やっぱり無理だったの図です。
(上の方に写っているのが、釜の縁)
完全に濁っているわけではないですが、うす濁りのお湯です。

壁に囲まれた浴室なので展望は期待できませんが、評判通りの良い湯を楽しみました。
次回は七釜荘さんの夕食を紹介します。海老づくしでした。
基本データ 名称:七釜荘 住所:兵庫県美方郡新温泉町七釜337 休業日:無休 電話:0796-82-2458 |
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