
京都駅の西の方角にある「梅小路公園」、広い敷地の南東の方向にある梅林の梅が花をつけ始めたということで、足を伸ばしてみました。

前回はJR梅小路京都西駅からすぐの場所にある「七条入口」からお邪魔しましたが、今回は梅林に近い「大宮入口」を利用してみました。
「大宮入口」は大宮通沿いにあり、京都駅から一番近い「大宮南入口」から一筋あがった場所にあります。「京都水族館」に近いのは、この「大宮入口」です。

この日は久しぶりに雲ひとつない快晴、中央の「芝生広場」は親子連れでにぎわっています。
写真は芝生広場を突っ切って、南の方から撮影しました。奥に見える横に長い建物が「京都水族館」です。


奥に煙るような桃色に見えている場所が「梅林」ですが、「芝生広場」の南側にも梅の木が花をつけていました。

梅はすべての木が花をつけているわけではなく、木の種類によってはまだごく小さな蕾の状態のものもありました。
写真の梅には、「大盃」の札がかかっていました。1本1本の梅にひとつずつ札がかけられていて、品種がわかるのはいいですね。

梅林は満開ではありませんが、桃色を中心とした花をつけ始めていました。マスク越しでも、ほのかな香りが漂ってきます。
この梅林には約140本の梅の木が植えられているそうです。


こちらは「冬至」という白梅の品種、早咲きの梅です。
冬至の時期である12月中旬から花をつけるので、この名前がつけられたとか。

視界の端に何か映ったと思ったら、メジロが飛んできました。
こんな街中にも飛んでくるのは少し驚きですが、梅小路公園には「いのちの森」という森がありますので、生き物も多いのでしょうか。


こちらは「八重寒紅」という品種で、12月中旬から花をつける品種。一重咲きの「大盃」と異なり、名前の通り八重咲きの梅です。


こちらは「緋の司」という品種、八重咲きの梅です。


小さな蕾しかつけていませんでしたが、「新平家」「春日野」という品種もありました。
これらの品種がこれから花開くと考えると、梅小路公園ではまだしばらく先まで梅見を愉しむことができそうです。


前回紹介した時には向日葵が咲いていた場所には、菜の花が可憐な花をつけていました。


広場の片隅、すこしわかりづらい場所にあったのは、パンジーの花壇です。
色とりどりの花が咲く中、上2弁と下3弁が異なる色をつけたものもありました。
これから暖かくなるにつれて、梅も満開に近づいていきます。
まだ寒い日もありますが、天気の良い日を狙って息抜きがてら、広く開けた「梅小路公園」を訪れてみるのはいかがでしょうか。
基本データ 名称:梅小路公園 住所:京都市下京区観喜寺町56-3 定休日:なし 電話:075-352-2500 |
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