
京都の観光地のひとつ「嵐山」、今回はその嵐山の中でもほとんど観光客の方が足を向けないエリアを紹介します。

紹介するのは「嵐山公園亀山地区」、桂川の上流に向かって右側の方にあります。
写真では、ちょうど中央の丘陵地辺りです。


日本に4店舗しかない「% ARABICA」さんや料理旅館「嵐山温泉 嵐山辨慶」さんを右手に、青色のボートが浮かんだ桂川を左手に見ながら、上流へと進んでいきます。

こちらは青色のボートの受付、「嵐山公園亀山地区」はさらにこの奥から入ります。

こちらが全体図です。今回は、地図の中央左上にある「展望台」を目指します。

入口周辺はこのように整えられています。なだらかな石畳の階段がなかなか良い風情です。


「頂上展望台」方向へむかいます。この辺りから、少しばかり木が生い茂ってきました。


先に進むと不意に視界が広がり、広い公園スペース「小倉百人一首文芸苑」にでました。公園のあちこちに、百人一首が刻まれた碑が設置されています。
「何故この場所に」とも思いましたが、よく考えたら、嵐山公園亀山地区がある場所は小倉山の南東部を占める丘陵地。しっかりと縁がある土地でした。


「このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに」
菅家(菅原道真)が、宇多上皇(朱雀院)が宮滝(奈良県吉野郡吉野町)に御幸された時に詠んだ歌です。
この他にも23の碑が設置されています。百人一首が好きな方は探してみるのもお勧めです。
次回は「頂上展望台」へと続く道、そこから下る道なりを紹介します。
基本データ 名称:嵐山公園 亀山地区 住所:京都市右京区嵯峨亀ノ尾町 営業時間:24時間 入園料:無料 電話(京都府京都土木事務所) :075-701-0101 |
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